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3話 ページ3

『ヒプノシスマイク…
このマイクを通した言葉は聞いた人間を様々な状態に陥らせます』



『説明だけでは理解できないかと思いますので実際に使ってお見せしましょう』



女の人が内閣総理大臣にマイクを渡すと内閣総理大臣はビクとカラダを震わせる



女の人は自分の持っているマイクのスイッチをかちっと入れると音楽が流れてくる



な…何…?急に雰囲気が変わった…



『頼む……や やめてくれ……』



そういう内閣総理大臣の表情は真っ青だ



なんであんなに怯えてるの…?



だがそう助けを求める内閣総理大臣の言葉には聞く耳をもたず残酷にもこう告げる



『レディーファーストとさせて頂きますので私から』



そういうと女の人はふっと笑い



『道理に沿わない総理へ弔辞』



ラップ…?



『凝視せよこの猛威は序の口』



『うぎゃぁぁぁッ』



女の人が1バース終わると総理大臣は泡を吹いて倒れて動かなくなってしまった



「ッ!!」



な、何コレ…何かの冗談…?



というかこの人…



「生きてる…よね……?」



『ご安心ください。私達は愚かな男とちがい殺生は好みません
前総理は生きていらっしゃいます』



まあかろうじてではありますが……



そう呟く女の人



生きてはいるのか…



ほっと胸をなで下ろすと女の人もまた話を戻した

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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2019年6月16日 21時

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