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色々あったがシフトもそろそろ終盤。
お昼に近づくにつれて客足も増えてきた。
どのクラスも今から忙しくなってくるんだろうな、、、
しみじみ思いながら、次のシフトの子達頑張れ!とそっとエールを送る。
お客さんに料理を持って行ったところで、「交代だよ〜」と友達から声が掛かった。
私は「お疲れ!」と言い残し、更衣室へ向かう。
千冬に「遅せぇ!」と怒られるので、出来るだけ早く着替えて千冬のクラスへ向かう。
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(千冬どこだ、、、)
教室を覗いて千冬を探していると、肩をポンっと触られた。
「びっ、、、くりしたあ」
「お疲れ!」
振り返ると千冬がいた。
「って何その服」
「ん?見ての通りスーツだけど?俺ら、ホストクラブだからよ」
「なるほどね、、、」
千冬は白のスーツに水色のワイシャツを身に纏い、髪はアメピンで留めてあった。
「何だよ!そんなまじまじと見んな!」
「いや、いつもと全然違うなあって思ってさ」
「、、、何?惚れた?」
ふわりと微笑む千冬。
「惚れてはないけど、、、
いいじゃん、似合ってるよ」
「ちぇー」
期待した言葉を貰えなかった千冬は、少しいじけながら歩きだした。
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香恋 - ジョン子。様!更新ありがとうございます( ; ; )嬉しいです〜!ご無理なさらずにお話の続きが読めたら幸いです(^ ^)イヌピーも千冬も大好きなのでまた1から読んでます…!続き楽しみにしてます( ´ ▽ ` ) (2023年2月12日 1時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
ジョン子。(プロフ) - 香恋さん» 香恋さま コメントありがとうございます!更新が滞ってしまい申し訳ないです(;_;) (2023年2月6日 2時) (レス) id: 7b49d2ad7b (このIDを非表示/違反報告)
香恋 - 面白くて一気に読んでしまいました。良いところで終わってる…!続きをお恵みください…( ; ; ) (2023年1月23日 9時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年6月9日 0時