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貴方side
「A!飯一緒にどうや?」
ロボロ君の首根っこ掴んでそう言うシャオロン。
二人は購買に行くらしく、私は弁当持っているから二人を教室で待つことにした。
この高校だと、昼は屋上と中庭が空いているらしく、そこにご飯を食べに行く事も多いのだとか。
そのため、今教室に居るのは私位だ。
『、、あれコネシマかな?』
暇で、窓から校庭でを眺めていると、サッカーしているコネシマを見かける。
楽しそうだなと少し微笑ましいなと思っていた。
すると、
「柘榴Aって娘居る〜?」
と、扉の方から私の名前を呼ばれた。
後ろを振り返ると、中性的な顔をした茶髪の男性が立っていた。
『えっと、、柘榴は私です』
「あっ。君かぁ、、じゃっ。ちょっとこっち来て。」
そう言って手招きをしながらどこかへと向かっていく男性。
『あっ、、!待って下さいっ!どこ行くんですか?』
その男性を追いかけて私も教室を出る。
男性の3歩後ろを歩きながらそう聞く、、が、男性は答える素振りはなく、無視してそのまま歩き続ける。
『あのっ、、何か用事あるんですか?』
「、、、、。」
会話が成立しない。
せめてはいかいいえくらい言ってくれたら良いのにと思っていながら歩いていたら男性がいきなり止まり、そのまま男性の背中に衝突した。
「着いたで。」
そう言われ、男性の前を除き見ると、扉があった。
大きくて少し威圧感がえぐいその扉は、風が無いのに独りでに開いては私を誘うかのように待っている。
『あっ、、あの?』
「入ってもええよ?別にこの後は俺は知らんし、自己責任でよろしくな?」
男性にこの状況について聞こうとしてもそう言われてどうすれば良いのか戸惑う。
そろそろシャオロン達も帰ってくるだろうし、戻った方が良いのでは?
そう考えていると、ふと、中に誰かが居るような感じがした。
誰かが部屋の中で待っているのか?
無意識に私は部屋に足を踏み入れた。
続く
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ぱ - 将将爾虜能蕕梁羯譴拒否県になっちゃってます… (10月28日 18時) (レス) @page27 id: 8c6028ae84 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 設定からストーリー本当に好きです!人外パロ?の学園系.自分はあまり見たことがなかったんですけど好みにドストライクでした!このご時世いろいろあると思いますが更新楽しみに待ってます! (6月16日 15時) (レス) @page1 id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - ハムぐまさん» ハムぐまさんコメントありがとうございます!rbrはさくらんぼ!この2人の絡みが大好きです。ありがとうございました! (2023年3月12日 20時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)
ハムぐま(プロフ) - わぁ、…凄い好みの作品だぁ、…(コメ失です、!)rbrとshaちゃんが絡んでるとこが好きすぎます、…rbrはさくらんぼ、! (2023年3月12日 12時) (レス) id: 324950bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさんコメントありがとうございます!さてさて、、それは神のみぞ知る事ですからね、、?フフフ (2023年3月12日 11時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:俎 | 作成日時:2022年12月23日 20時