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貴方side
「____と言うわけで、今日はクラスの人と仲良くなるために早速席替えを行いたいと思います!」
あのあと、先生が来るまで女子のグループでお話してた。
皆いい匂いしてたな、、最高。
「順番にクジ引けー!」
名前順にクジを引いて、クジに書かれた番号と出席番号が同じ所が自分の席とのことで、私は26番。
窓側の2列目、後ろから2番目となった。
早速机を動かして移動する。
席の場所は、太陽の光が入ってきて普通に温かいし、黒板も見えやすい。
周りは知らない奴らしか居ないが。
『よっ、、ヨロシクねー、、?』
「、、ん。」
隣の席になった子は、天と書かれた雑面を着けた青年で、、もしかしたら私より身長が小さそうなサイズ感だった。
でも、その青年の頭から生えているあの尖ったモノと、爪の長さを見ればすぐに分かった。
鬼だ。
「、、おっ!席近いやん!ヨロシクなぁ!!」
反応が乏しいことに、嫌われたのかと内心めちゃめちゃ不安になっているところに、後ろからそう声をかけられ、後ろを向く。
『、、シャオロン!』
「よっ!昨日ぶりやな!」
後ろにはシャオロンが居て、何でさっきまで見つけられなかったのかと少し自分の人探し能力に疑念が浮かんだが、今はそんなことどうでもいい。
顔見知りが居るだけで心強かった。
「ロボロも近いやん!ヨロシクな!」
『、、君ら知り合い?』
「小中同じなんねん!な?」
「、、、ん。」
シャオロンに声をかけられても塩対応なロボロと言う青年。
いつもこんな感じなのか?とシャオロンに小さく耳打ちをすると、
「いやいや!全然!!いつもならもっと声荒げて話しとるで?多分Aに話しかけられてビビってたんちゃう?コイツ童●やし。」
「シャオカステメェ言うなって言っとるやろ!?」
シャオロンに突然、秘密を暴露されて焦ったのか、青年は大きな声でそう言った。
『なんだぁー!全然喋るじゃん!ヨロシクね?ロ、、ボロ君?』
「ぁっ、、ぁ、、ぅん。」
「ウブやねぇ?童・●・“は?」
今なら意志疎通がとれると思って話しかけたが、また黙りコクってしまった。
後ろから聞こえたシャオロンの言葉に不覚にも笑いそうになったのは言うまでもない。
続く
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ぱ - 将将爾虜能蕕梁羯譴拒否県になっちゃってます… (10月28日 18時) (レス) @page27 id: 8c6028ae84 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 設定からストーリー本当に好きです!人外パロ?の学園系.自分はあまり見たことがなかったんですけど好みにドストライクでした!このご時世いろいろあると思いますが更新楽しみに待ってます! (6月16日 15時) (レス) @page1 id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - ハムぐまさん» ハムぐまさんコメントありがとうございます!rbrはさくらんぼ!この2人の絡みが大好きです。ありがとうございました! (2023年3月12日 20時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)
ハムぐま(プロフ) - わぁ、…凄い好みの作品だぁ、…(コメ失です、!)rbrとshaちゃんが絡んでるとこが好きすぎます、…rbrはさくらんぼ、! (2023年3月12日 12時) (レス) id: 324950bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさんコメントありがとうございます!さてさて、、それは神のみぞ知る事ですからね、、?フフフ (2023年3月12日 11時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:俎 | 作成日時:2022年12月23日 20時