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27枚目 ページ27

貴方side



『トントーン、、?』


「おっ!Aやん。、、何今日お泊まり会でもやってるん?」


「あー、、そんなところ。」


カレーが入っている鍋を手で持っているトントンとシャオロンが玄関で話をしていた。
コネシマ見たいに冬でもサンダル履くくらいラフな感じで来てくれているのだと分かった。


「ホンマにありがとうな。助かったわ。」


「ええって。むしろ消費手伝って貰っとるんやから。」


シャオロンはトントンから鍋を貰ってキッチンへとそそくさと向かっていった。
玄関には、私とトントンの二人になった。


『、、ってかトントンマジナイスタイミングよ。これで今日の夕飯は確保出来たしね。』


「、、?なんかあったんか?」


『えー、、逆になんか有りすぎてここに居るって感じかな?』


「はぇー、、ってかA指どしたん?!包帯巻かれとるけど、、?!」


『爪が無いなった。』


「どうしたらそうなるん?」


『知るか私に聞くな。』


平然と会話をするが変わった所もなく、夢の事が少し引っ掛かっていたのが馬鹿みたいになった。
トントンは普通で、優しくて、可愛いものが好きな童帝の漢だ。


『、、なんか安心したわ。』


「何が?」


『乙女の心内は男が知るもんじゃ無いよ。』


「なんやそれww」


そうやって一緒に笑いあう。
ふと、トントンのに目線を動かすと、指に包帯が巻かれているのが見えた。


『、、あれ?トントンも包帯巻いてんじゃん。しかも薬指。』


「ん?、、、あぁ。」


『、、もしかして好きな人出来たとか?そんで爪剥いで送ったとか!?』


「、、、、。」


『トントンも好きな人とか出来るんだぁ〜!もう私としては童帝に誇り持ってるもんだと思ってたからビックリしたよ〜!』


「、、、、。」


『、、トントン?』


爪の話になると、トントンは先程のように笑わず、無表情になってこちらを見ていた。
その時、私を見つめているその目があの夢に似ていた。


続く

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はゆり - え?皆さん私モテ知っていますか?私すごくその漫画が好きでこの小説で出てきて興奮しました。作者様も私モテのファンだと嬉しいです。(25話) (7月28日 22時) (レス) @page25 id: 647d51317b (このIDを非表示/違反報告)
るーるー。(プロフ) - うお。怖い。これは、、、ホラー?ま、いいや。タイトルからなんかゾクッときてしまいました。展開がとても気になります。更新頑張ってください。 (2023年4月26日 15時) (レス) @page39 id: a2c8966320 (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - 大戦犯さん» 解いてます!期限付きなのでどうぞお楽しみください! (2023年3月15日 19時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)
大戦犯(プロフ) - パスワードが、パスワードが解かれている!!キェェェェェェェェ(歓喜) (2023年3月15日 14時) (レス) id: 8079df56ee (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - ぱんけーきさん» ぱんけーきさんコメントありがとうございます!体の一部ですか?!むしろどこら辺が欲しいのかで話は変わって来ますが、取り敢えずそう言って頂けて、とても嬉しいです。ありがとうございます! (2023年2月2日 19時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年11月26日 11時

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