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試合が再開すると、サタンがゴール前で
必殺シュートを繰り広げる。
"タイムトランス"
"風神雷神ゴースト"
円堂さんは先程出した3人目の魔神を出して
風神雷神の進化系、"風神雷神ゴースト"を生み出し、
見事にゴールを防いだ。
試合が再開するも、凌兵、
ヒロト先輩は一星くんを狙い続けた。
｢裏切り者が。二度とピッチを
踏めなくしてやるぜ。これで、トドメだ！！｣
凌兵が一星くんに狙いを定めて、
ボールを打った途端、どこからか声が聞こえてきた。
｢やめろぉぉ！！！｣
そう、声の主は明日人先輩だったのだ。
明日人先輩は構わず一星くんの
身代わりになってボールを受ける。
｢明日人先輩！！｣
当たったことにより、ボールは外に出た。
｢大丈夫か、明日人。｣
｢あぁ。｣
｢てめぇ、なんで邪魔しやがった。｣
鋭い目付きで凌兵は明日人先輩を見た。
ピリピリしている空気に、私は構わず侵入した。
ガシッ
いつの間にか私は、凌兵の胸ぐらを掴んでいた。
｢馬鹿凌兵。なにしてんだよ。
これはFFIの公式試合。嫌がらせをする場所じゃない。
神聖なるサッカーコートだ。
真面目にサッカーする気が
無いのならコートから出てけ。｣
｢ﾁｯ…。｣
うるせぇ、なんて呟いて私の手を振りほどいた。
｢あぁ、これを指示したのは鬼道さんだったんですね。
正直、失望しました。｣
なんてことを言うが、
鬼道さんの瞳の奥は揺るぐことはなかった。
先程まで黙っていた明日人先輩が口を開く。
｢…鬼道さん。鬼道さんがチームを守るなら、
俺は、サッカーを守ります。｣
｢どうして、僕なんかを庇って…｣
明日人｢仲間傷つけようとするなんて許せないんだ。
サッカーは怒りや憎しみをぶつけ合うものじゃない。
こんなことしてたらサッカーは
サッカーじゃ無くなっちゃうよ。｣
｢ﾁｯ 綺麗事ばっかり並べてんじゃねぇよ！｣
｢これだから良い子ちゃんは。
空気が読めなくて困るぜ。｣
こいつらは頭に血が上りすぎて
まともに話もできないのか。
なんて心の中では思っている私が居るが、
その2人の気持ちも分からなくはない。
なんせ、あの豪炎寺さんが怪我を負わされ
円堂さんまでも怪我を負わせようとしたからだ。
｢っ……。明日人くん、ありがとうございます。｣
｢え？気にすることないよ。｣
ピリピリした雰囲気のまま、
みんなは定位置へと戻って行ったのだ。
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れもん。(プロフ) - 虎倉瀬さん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります (2022年10月11日 18時) (
レス) @page40 id: be79fbde0d (このIDを非表示/違反報告)
虎倉瀬(プロフ) - この作品の夢主ちゃん可愛くてめっちゃ好きです！！！これからも更新頑張ってください！！！！！ (2022年10月9日 9時) (レス) id: 65921fec64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん。 | 作成日時：2022年3月5日 0時
