#28貴方side# ページ34
<家>〜Aside〜
部室を出て、直ぐに家に帰った『僕』は
今日の事を振り替えっていた
・・・・・・僕、今日・・・
A「何で拓人や『蘭丸』にあんな事しちゃったんだろ.....」
何で....何が復讐だよ....。
本当は・・・本当は・・・ッ!!!
A「拓人に会えて嬉しかった癖に....!!
ずっと会いたかった癖に....っ」
ずっと、拓人が大好きだった癖にー・・・!!
サッカーを続けてたのは
拓人とずっと一緒に居たくて、
同じ世界を見たかったからなのに....
どうして....復讐の為になんか....
本当は
A「『拓人の双子の妹』って言われて嬉しかったのに....
昔みたいに『A』って呼んでもらえて嬉しかったのにはずなのに・・・っ・・・」
何で.....何で....ッ!!!
A「うっ・・・うわああああ!!!
ごめん・・・っ 拓人ごめっ……うああああああああっ‼‼」
それから『私』はずっと泣き叫んだ
・
・
Aが泣き叫んでいる頃.....。
<帰り道>〜拓人side〜
拓人「はぁ......」
霧野「・・・お前がため息ついてんのAの事だろ?」
流石、長年一緒に居る親友だ
俺の事、全部分かってる
拓人「あぁ.....」
霧野「・・・なぁ、神童」
拓人「ん?」
霧野「今はさ、確かに今のAの事は分からないけどさ
でも・・・ただ、Aを信じていようぜ?
お前のかけがえのない妹だろ?」
!!! そうだ・・・そうだよ・・・
俺は、ただ今のAを否定して・・・
拓人「俺は信じるべきだったのに....
勢いに任せて『お前はAなんかじゃない!!!』なんて言って.......
俺・・・最低だ・・・・・・。」
霧野「神童.....。」
拓人「おれっ....俺...っ…‼」
ギュゥッ・・・
拓人「きり・・・の?」
泣き出した俺を 霧野は優しく抱き締めてくれた
霧野「大丈夫だって.....これからまた信じれば良いんだからさ
Aだってきっと分かってくれる。
お前らの絆は、そんなに柔じゃ無いだろ?(ニコッ」
拓人「き・・・きり・・・のぉっ・・・」
A・・・っA・・・ッ!!
拓人「うっ・・・ぁ・・・うわあああああ!!!
Aっ・・・ごめんっ・・・ごめん・・・
っうわああああ!!!」
俺は、霧野の腕の中で泣き叫んだ
・
・
この双子は、同じ時に同じ用に互いを想い
互いの為に涙を流したのだった・・・。
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空龍(プロフ) - 初めて感想を書くのでめちゃくちゃ緊張してるんですが、貴方の小説は前に見て途中で止めてしまっていたんですけど、リア友に勧められてまた見始めたんです。そしたらここまで進んでて……正直驚きました。凄く面白くて好きなので、書くの止めないでください。長くてorz (2013年4月3日 20時) (レス) id: 083c529399 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 神屋 蘭華*°。さん» まぁ、成績表ゎ1じゃなかったから問題ない(*^^)v← (2012年12月15日 7時) (レス) id: 87a7daa184 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 神屋 蘭華@元☆miku☆さん» 余裕♪・・・ってのゎ冗談で数学赤点(´;ω;`)やけん、レスに来れんかった↓ (2012年12月8日 6時) (レス) id: 87a7daa184 (このIDを非表示/違反報告)
神屋 蘭華@元☆miku☆ - ミオさん» 一応……大丈夫;暖かいコメントありがとう♪*すっごく嬉しいよっ(´∀`* (2012年12月3日 18時) (レス) id: 07c8ed5aae (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - 右手、大丈夫?ギプスはずれても、安静にしてないといけないから、はずした後の更新もゆっくりでいいよ。 (2012年12月2日 23時) (レス) id: 0320ea4e44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神屋 蘭華* | 作成日時:2012年1月21日 18時