俺の双子の妹は・・・[神童拓人]

#24拓人side# ページ30

久遠「Aは合格だ。」


久遠監督がそう告げた


周りの皆は不服そうだったけど、俺は納得していた


Aの行動は酷いものかもしれないが、技術は確かな物だ


唯一、霧野だけは分かったのか


霧野「当たり前だな......。」


と、呟いていた


文句を言うみんなをみてAは見下すようにいった


A「ホントにさー！このサッカー部は弱小だねーっwww

だってさ、あんたらが言った“ただの女子”にも勝てないんだよ？www

だっせーぇwww

しかも、それに納得出来ずにブーイング？
はっ、醜いねwwwこんなに残念な奴ら始めてみたよwww」


車田「っ！！テメェ!!!

言わせて置けば好き勝手言いやがって!!!」


バンッ!!!


車田先輩がAの胸ぐらを着かんで壁に押し付けた


A「っぁ!?痛っー･･･。
うわお、女子に暴力振るうとかサイテーww

私は事実をご丁寧に教えてあげただけなんですけど？」


車田「っざけんな!!」


車田先輩が腕を振り上げた

その時皆がAは殴られると思ったが

Aは冷静に


A「何？殴るの？」


等と言って、ニヤニヤしていた


ついに腕が降り下ろされた


危ないっ!!と思った時に、


パシッ!!


と、音が聞こえた


A「へぇ.....この程度で私を殴ろうとしてたんだw」


･･････Aは、その細い腕で車田先輩の拳を受け止めていた


そして、


久遠「車田、やめろ。」


と、声が聞こえた


先輩は「チッ」と舌打ちしながらAから離れた


A「ま、私は入部する気なんてないk(久遠「いや、Aには入部してもう。」

･･････浜野二号って呼びますよ？」


浜野「ん？俺の事よn(A「黙れ。」ヒドすぎっしょ!!!」


よし、ここはスルーで←


久遠「Aと聞いてまさかとは思っていたが、あっていたみたいだな。音無。」


音無「はい。･･････半年前に現れた『フィールドの指揮者』という名前をもつ天才プレイヤー････

それは、貴方の事ですね？」


A「っ!!････その通り。それは私の事。」


霧野「天才プレイヤー･････!?」


速水「お、俺っ！聞いた事あります!!

女子なのに男子は誰も敵わず、

その人にボールが渡ったら 取り返すのは無理だという....。

そして、周りへの指示は完璧。
その巧みなボールさばきは、何かの曲を演奏しているようで......。

『フィールドの指揮者』の異名をもつ、天才女子プレイヤー･････。」

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