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ドアが開いた音がして目が覚めた
めんどくさいし目は開けへんかった
ノックしろって決めてんのに
誰か寝ぼけて部屋でも間違えたんかな
その人は近づいてきて俺の横に寝転んだ
同じシャンプーのはずなのに独特の少し甘い香り
狭そうやったから寝返りを打って背中を向けると背中に抱きついてくる
細くて長い指
触れてる腕だけでもわかる華奢な身体
Jo「…ジャッキー」
名前を呼ばれて起きてたことに驚いたのか離れようとするジャッキーに手を回すと大人しくなる
Ja「ごめん」
Jo「いいよ、お腹空いてない？」
Ja「それは大丈夫」
なんで来たんかはわからんけどジャッキーが俺を選んでくれたということに優越感を少しだけ抱いた
Ja「もう…、終わった？」
やっぱり仕事のことは気にしてたんや
Jo「明日ガムとトッポとマックが行くって」
Ja「そっか」
Jo「理由は言われへん？」
Ja「うん…ごめん」
Jo「そっち向いていい？」
Ja「うん」
狭いスペースで体の向きを変えてジャッキーと向き合う
大きな目は暗いせいかも知らんけどいつもより弱々しく見えた
何があったのかわからへん
Jo「何に悩んでんの」
綺麗な瞳に涙の膜がはる
崩れかけたジャッキーの顔を引き寄せて胸に埋めさせると鼻をすする音がしてパジャマにしてるTシャツが徐々に濡れていった
背中をさすると堪えてたのが決壊したように子どもみたいに声を上げながら泣きだす
ちょっとだけ驚いたけど今驚いたそぶりを見せたら二度と戻らない気がした
Ja「ふぅ、ぅっ、う、」
ぎゅっとTシャツを持たれてTシャツがジャッキーの涙で濡れていく
Jo「言ったら楽やと思うで、絶対言わんし俺だけに言うてくれへん？」
Ja「きらい、にっ、ならん？」
Jo「ならんならん、好きやもん、ジャッキーのこと」
口を曲げてゆがんだ泣き顔を初めて見てやっぱり自分の中のジャッキーへの好きはみんなへの好きと違うって思った
さらっと好きって言えたけど心臓は抱きついてきてるジャッキーにバレないか心配なくらいうるさい
背中をさすってるとだいぶ落ち着いてくる
Ja「ごめん、まだいえへん、…また、きていい？」
Jo「いいよ、このままここおってもいいから」
自分だけに泣き顔を見せてくれたジャッキー
普段よりラフな格好で細くて華奢な弱いジャッキーを守りたくなった
しばらく抱きしめてると泣くのも落ち着いてきてまばたきがゆっくりになってくる
Jo「おやすみ」
一体この人が何を抱えてこんなことになってしまったんやろう
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マコロイド(プロフ) - 大変でしたね。私も一度スマホを洗濯したことあります。気長待ってますので早くどうにかなることを願ってます。 (2017年10月12日 13時) (
レス) id: b53cbbebf0 (このIDを非表示/違反報告)
M M(プロフ) - 続きです。すみません。更新楽しみにして待っていますので、無理なさいませんように。 (2017年10月12日 11時) (レス) id: 7f92a7d215 (このIDを非表示/違反報告)
M M(プロフ) - あら〜 それは大変ですね (2017年10月12日 11時) (レス) id: 7f92a7d215 (このIDを非表示/違反報告)
pine(プロフ) - 一次創作ではないですよね？フラグ外してください (2017年9月12日 23時) (レス) id: 3bc5a1844b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コーヒー豆雛子
| 作成日時：2017年9月12日 19時
