BAD ESCAPE

エピローグ ページ42

最終的に話し合ってアーセナルとマックとトッポが7人の家に残って俺たち4人が貯金を全額もらう代わりにここから出て行くことになった

離れたくないと最後まで泣いてたガムも実は自分の部屋で号泣してるという噂のエースとマックも7人でいようとは誰も提案せえへんかった
おられへんと分かってた

Ja「がむー、っ、なかんとってー、てぃしゅあげるからぁぁ」

Gu「ありが、どぉ、っ、」

結局ジャッキーが大人に戻ったのはあの一晩だけ
ジャッキーも泣いてるけどずっと仲良くしてた親戚のお兄ちゃんと別れるくらいに思ってるんかな
ガムの涙をちょっと雑やけど拭いてあげるジャッキーの中身は優しい純粋な5歳くらいの子にしか見えへん

新しく買った安くてちっちゃい車に荷物を詰め終えてエースの運転で乗り込む
後部座席で俺の隣に座ったジャッキー側の窓をマックがノックして開けてもらう

ジャッキーが半泣きでマックのことを見つめるとマックがジャッキーの顔を引き寄せてキスする

Jo「おいマック！」

Ma「別にお前のもんちゃうから怒られる筋合いなんかないし」

やり逃げして車の後ろから手を振ってるマック

結局どっちのもんになったと言わないまんま、このまま忘れたまま、8UPPERSのことなんか忘れて中身もそれ相応に成長していくんかな

やっぱりトッポの言う通りジャッキーはずるいよ

どうしたかったん？
結局背負ってたもん全部どっかに置いて逃げてしまったん？


終

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す