BAD ESCAPE

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ドアがノックされてジャッキーが俺の手を離す

Gu「ガムやけど」

Jo「入ってええよ」

ドアを開けてガムが入ってくる

Gu「マックから聞いたよ、とりあえずリビング来てくれる？」

Jo「うん」

Gu「ジャッキーも来る？」

Ja「ん、パンおいしかった」

Gu「よかったよかった」

リビングに入ると全員立って机を囲ってる
空いてる場所に俺とガムが入ってジャッキーは俺の後ろにつく

Ma「これから8UPPERSを続けるかやめるか決めようと思う、いつも通り多数決で決めるけどジャッキー以外の6人でやる、それでええか？」

ジャッキー以外の5人がうなずく

続けるっていうことはこれから奪う命の責任を分かった上の話
でもやめたとしても今までの責任が消えることはない
今さら何の罰も受けず表の世界に戻っていいのか
今さら普通の仕事について普通の人としてやり直せるんやろか
ジャッキーのことは、今までの背負ってきた精神的ダメージを思うと元に戻る保証は全くない

To「手ぇ挙げる方法やったら迷ってるのか挙げへんつもりなんか分からんしグーとパーとかにしたら？」

Ma「そうやな、グーが続ける、パーがやめる、や」

最初に手を開いて前に出す

Jo「ジャッキーにこれ以上続けさせたくない、今までやったことは消えへんけどここで終わらせる」

アーセナルが握った手を目をつむって出す

Ar「…俺が今までこの両手で何人の命を奪ってきたか、今さら戻られへん」

目を開いてリボルバーを打ち続けて少し曲がった人差し指を見つめるアーセナル
拳銃は致命傷を与えられるし集団戦もできるから殺した人数もこん中でアーセナルが飛び抜けてる
その横にトッポが拳を出す

To「同じく」

ほとんどの実行をしてきたトッポとアーセナルに誰も何も言うことはできへん
きれいごとになってしまうから
エースが開いた手を突き出す

Ac「これ以上間違いを重ねないようにはできるんちゃう？わからんけど、俺はそう思うよ」

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