BAD ESCAPE

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Jo「そういうのってどういうとこで働いてるもんなんですか？」

河「結構こじんまりした事務所でしたよ、経費削減のために一部屋しか借りてなかったしたまにおっかない人が出入りすることはあるけど雇われがほとんどやし」

Jo「出勤とか帰りって何時くらいやったんですか？めっちゃブラックなイメージあるんですけど」

河「いや、なんやったらホワイトやと思いますよ、9時5時とかで帰れてたし、社長はもうちょっと早めに来てることが多かったけど」

手に入れたい情報はほとんど揃った

Jo「なんか意外ですね、経費削減とかもするんや」

河「お金には意外と厳しいですよ、なんせ違法に金を稼いでやろうってやつらですし」

軟骨を食べ終わって電話が鳴ったふりをする

Jo「ちょっとすんません」

トイレに行ってマックに手に入れた情報をメールで送る
帰ってきて2cmくらい残ってたビールを飲み干す

Jo「ちょっと急ぎの用事入ったんで帰ります」

河「あ、そうですか、また飲みましょ」

Jo「そうですね、また！」

片手を上げて挨拶して勘定をすませて店を出る
なんであんな人があんな仕事してるんやろ

戻ってきてリビングに入ると髪がちょっとだけ濡れて着替えたお風呂上がりのジャッキーにマックがソファで絵本読んでる

Ma「あ、おかえり」

Gu「おかえりー」

Jo「ただいま」

Ja「じょにー！」

ジャッキーの隣に座ると抱きついてきていい匂いがしてちょっとやばい

Jo「メール、送った通りやから」

Ma「うん、ジャッキー寝たら明日の作戦会議するわ」

Jo「おっけー」

ジャッキーの顔を見ると目がとろんとしてお風呂上がりやからかほっぺも赤くなってて眠そう

Jo「寝よっか」

Ja「うん、がむーおやすみー」

ガムの方に寄って行ってハグしてからこっちに来る
なぜかガムの肘に青あざ

Jo「そのあざどうしたん？」

Gu「ちょっと風呂の壁にぶつけた」

Jo「どういうことやねん」

なんで風呂場で暴れてんと思いながら半笑いで立ち上がると手を伸ばしてくるジャッキー

Ja「だっこ」

Jo「はいはい」

正面から抱きかかえて自分の部屋に戻る

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