川村さん ―その1― ページ10
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「先週会いましたよね？
あと、この前と大分雰囲気違ったので………」
壱「ん、あーこの前はレコーディングの前に取材があったからセットしたんだけどね？
今日は打ち合わせとかだけだったから。。。
ﾊｯ!もしかして前のが好きだった！？」
「いや、今日の方が私は好きです。」
以前会った時は登坂の様にイケイケなスタイルだったのでてっきりそういうタイプの人かと思い毛嫌いしてしまった
壱「Aちゃんから言われるとめっちゃ嬉しいｯ！！
今日もAちゃんは可愛いね」
「ｯﾂ/////
そ、そんな登坂さんみたいな事言わないでくださいｯ」
壱「えぇ本当に思ったから言ったのに、、、
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………………もしかして照れてる？」
ぷいっとそっぽをむかれてしまい、不味かったかな？と思ったが、顔が紅くなってるので好感触に喜ぶ壱馬
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「照れてないですからｯ/////
そんな事より早く行きましょうよ」
これ以上弄られるのは嫌なので話題を変えようとし歩き出す
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壱馬が連れてきたのはレトロな感じで物静かな洋食屋
個室のようになってる場所を予約してくれていたのでここなら歌詞の話をしても周りに気を取られなくてすむと満足気味のA
壱「そう言えば、一つ気になっててんけど。」
「なんですか？
いつも関係の無い話を送ってきますけど、そういう事なら答えないですよ？」
壱「重要、重要！
Aちゃんさ、RIKUさんの事なんて呼んでる？」
「えっ、陸さんですけど」
壱「じゃあ北人は？」
「北人さんですね。」
壱「じゃあ俺は？」
「川村さんです。」
壱「なんで俺だけ名字なん！？おかしくない？？」
やけに深刻そうに言ってきたので応えてきたがそんなに重要な話じゃないような………
「だってRIKUさんは名字知らないし。」
壱「青山やで。RIKUさんの名字」
「ん〜でもしっくりこないんでRIKUさんのままでいいです」
壱「じゃあ北人は？」
「吉野さんですよね。
でも本人から北人さんって呼んでって言われたので」
2人とも名字で呼びにくいしね笑笑笑笑
壱「じゃあなんで俺だけ『川村さん』なん！？泣」
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作者名：Miku.kk | 作成日時：2021年8月13日 20時
