あの日から…�� ページ5
壱馬side
壱「Aちゃんは何飲む？」ﾆｺｯ
「あ、じゃあオレンジジュースで…………」
先程の予定通り横の席を確保した俺
さっきからめっちゃ話しかけているが一向に心を開いてくれない泣
壱「俺らの歌聞いてくれた事ある？」
「あー、私が書いたのは多分。聞いた気がします苦笑」
.
.
壱馬が一方的に話し掛けてる間
岩「壱馬どうしたの？今日
なんか変じゃない？？？」
北「自分だけAちゃんと目が合わなかったから嫌われてるって言ってるんです笑」
陸「壱馬でもそういう所は気にしちゃうんですよね笑」
岩「ただ人見知りしてるのと、まぁあれが関係してるのかもだけどね苦笑」
北「あれってなんですか？」
岩「まぁ時期に分かるよ。多分もうすぐ来るし…」
.
店「失礼します、お連れ様がお見えになりました」
壱馬から話しかけられ困っていたAだったが……
.
臣「A〜♡♡」
「うげぇ、と、登坂さん…………」
臣「久々に会ってなんだよ、うげって笑
相変わらず可愛いなAは」
「だって呼ばれてないじゃないですか？
あと、そんなお世辞言わないでください」
臣「いや岩ちゃんから聞いて飛んできたんだから」ﾑｷﾞｭｯ
「……来るって知ってたら来なかったのに」ﾎﾞｿｯ
臣「ん？なんか言った？」
「ナニモイッテマセン……………」
.
.
壱「…………………お、臣さんお疲れ様ですｯ！！」
一瞬のうちに来た尊敬する先輩である登坂が、今先程まで話していたAに抱き着いてるデジャヴな絵面に戸惑いながら挨拶はしておく
臣「あ、壱馬。おつかれ」
チラッと俺を見てまた直ぐにAに視線を戻す臣さん
「お兄ちゃ〜ん助けて……」
岩「臣さん会う度に俺の妹に抱きつかないで下さいよ」
臣「いや、だって彼女だし」
「違いますｯ！そんな関係には死んでもならないです」
臣「相変わらず釣れないな〜
壱馬、そこの席変わってよ」
「ダメですよ、登坂さんは私の視界に入らない所に座ってください」
臣「いや、酷ｯ
なぁ壱馬、変わってくれるだろ」
壱「え、いやぁ俺………」
壱(臣さんに頼まれたら譲らなアカンやろけど、折角Aちゃんの横の席やのに……………)
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作者名：Miku.kk | 作成日時：2021年8月13日 20時
