『今から恋、始めます』 (ページ27)

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濃密度-5- ページ27

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壱「いや、そんなの出会ったのが早いか遅いかなんて関係ないですｯ

僕がAちゃんを思ってる愛情度ですからｯ」

(壱馬くんまともな事言ったかと思ったらやっぱり変だ←)

臣「それなら俺の方が長年Aを想ってるんだから

コイツ照れ屋だから嫌いだとか避けたりしてるだけで結局俺の事が一番好きなんだから」

(その自信はどこからきてるんだろう。。。)

壱「先輩の臣さんに言うのは悪いですけど、それは無いと思います。

だってAちゃん

俺の事"特別"って言ってくれたんですから/////」

(いや、そういう意味じゃないし。。。)

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臣「あ？A、壱馬の事好きなわけ？」

2人で言い合ってた癖に何故か私を睨みながら問いかける登坂さん

「そんな事ないですよ。別に友人程度です。

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(ﾎﾞｿｯ)まぁ登坂さんも好きじゃないですけど」

(ほら、そういう所が苦手なんだよ〜泣

付き合ったら絶対寿命縮まるわ)

臣「ほら、俺の方が好きだって」

壱「いや、言ってないですよ！」

臣「嫌よ嫌よも好きのうちって言うだろ」

「いや、本当に苦手です」

壱「ほら、僕の方が良いって言ってますよ笑」

「うん、それも言ってないです」

壱「じゃあどっちの方が好きなの！？」

「なんで私にはこの二択しかないですか………」

(なんでこんな変人2人の相手しないといけないんだろう。帰りたい………)

傍から見たら、イケメン2人に取り合われてるなんて夢のようだが、Aからすると地獄絵図に放り込まれた様なもの

臣「良いよ。言葉でなんて表さなくても分かってんだから」

「登坂さん…………」

やっと分かってくれたかと思うA

臣「Aは俺の事が好きで好きで堪らないんだから」

あ、駄目だわ此奴。←

「どういう思考回路してたらそう思えるんですか？

登坂さんよりは壱馬くんの方がマシですけど、、、

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壱馬くんも充分おかしいんでもう少しまともな人が良いです。

お兄ちゃんみたいな普通で良いです。」ﾊｧ

壱「えっ、Aちゃんってブラコンだったの！？」

臣「え、そんなに岩ちゃんの事が好きだったのか！？」

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「もう、ブラコンでもなんでもいいです。。。」