『今から恋、始めます』 (ページ24)

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濃密度 -2- ページ24

壱馬side

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壱「俺は別に良いんやから

誤解されとったら嫌やから言うけど、こうやって2人で出掛けるのもAちゃんだけやで？」

壱(よっしゃ！我ながらこれは良いやろｯ

絶対にときめいてくれてる、俺に今絶対ｷｭﾝってしてるわ/////)

「………………それはどうもありがとうございます。

でも私にとって壱馬くんは、、、

壱「いや、言わんで良い。言わんで」

え、でもほら。。。」

Aの表情から全くときめかれなかった事を察しその先は断固として聞かない壱馬

壱「そんな事より、水族館ｯ！ほら、電車あっちやって！！！」

Aの手を引き目的地に着くホームの方へ歩いていく

平日だか変わらず東京は人混みが多いなと思いながら歩き進み、自分の気持ちに蓋をしようとする

やっとこの想いが恋愛感情なんだって気付いたのに。。。

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それは自分だけでAはきっと俺に特別な感情なんて抱いてないｯ

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「壱馬くんは、私にとって特別ですｯ」ｷﾞｭｯ

壱「ｯﾂ!だってさっき好きやないって言いそうやったやん」

さっき握られた手を握り返し、きっと言って貰えないであろう言葉が後ろから聞こえ頭が回らない

「言ってないですよ。言おうと思ったら勝手に壱馬くんが決めつけて言わせなかったんじゃないですか、、、」

壱「………………せやな。ごめん。」

「次からは辞めてくださいね」

壱「おん、やなくて、、

さっきの続き！俺は特別ｯてとこ！！！」

「あれは、、、

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私も軽はずみに異性と2人でなんて出掛けません。

壱馬くんみたいにしつこくても、特に芸能人だし。。。

兄も居るのでそこら辺はしっかりわきまえてるつもりです。

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だけど、初めて2人で出掛けたのも"壱馬くん"だからです/////」

「そ、それって俺の事好きって事やんな？/////」

「は？違いますよ。

好きか嫌いなら好きですけど、恋愛感情じゃないです。

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壱馬くんもとい、RAMPAGEは私の意欲を掻き立ててくれるので、貴方と居たらもっと私の見えてる世界に色がつきそうだから」

壱「じゃ、じゃあ俺と付き合ってくれへんってこと？」

「当たり前じゃないですか

そもそもいつからそんな話になったんですか………」ﾊｧ