『今から恋、始めます』 (ページ15)

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北人side

-これは1日前の話-

壱「ってな事があって、もうそれはそれは可愛かってん！！」

北「へー」

壱「ちゃんと聞いとる？

まぁAちゃんの良さは俺だけが分かってれば良いからいいや。」

明日は2人でアルバムのリード曲のレコ撮りになったんだけどいつにも増して、いや久々見たぐらいにハイテンションな壱馬

北(あ、RIKUさんは別の仕事があったから今回は2人だけなんだ)

北「でもさ、岩さんの妹ちゃんでしょ？不味くない？」

壱「え？何が？？」(´･ω･`)？

北「いや、先輩の妹を彼女にするとか。

なんか静かに怒られそうだし、寧ろお兄さんの岩さんより登坂さん怖そう←」

壱「俺別に付き合いたいとか言ってへんで？

ただただAちゃんは可愛いって言うとるだけやん笑」

北「じゃあ俺がアプローチしても？」

壱「あ？なに、北人好きなん？」

北「ウソウソ。ていうかめっちゃ食いつくじゃん笑

壱馬ってそんなに惚れやすいタイプだったけ？」

.

こんな事言っちゃ悪いけど、確かに見た目は可愛いよ？

でも性格に難ありそうだし、女の子らしくもなさそうじゃん？

それに先輩の妹で、あんなに登坂さんに好かれてるのに略奪でもしたら一生三代目さんの前歩けなさそう←

そこまでのメリット俺には背負えないなー

壱「やから、恋とかそういうのじゃなくて

北人だって見たら分かるやろ？Aちゃん

あんなにさ、俺らの事知らんかったのに沢山調べてこんなに素敵な曲描いてくれてんで」

北「じゃあAちゃんに彼氏が居たら？」

壱「それは許さんな。そんな奴居ったら2人で出掛けられへんやん。」

北「でもこの前行ったんでしょ？」

壱「男と2人で出掛けるなんて、それこそ彼氏は居らんって事やん！

よっしゃ！問題ないｯ」

北「いや恋愛感情じゃ無いんだったら別に彼氏が居ても居なくてもどっちでもいいんじゃ………」

壱「いや、彼氏は認めへん！

明日俺の歌を聞いて貰って、『あ、壱馬くんってこんなに素敵な人なんだ♡』って思ってもらうねんから」

うん。やっぱり好きなんだろうね

北「わー。それは頑張れ」

壱「AちゃんはとてつもなくRAMPAGEに仕事以外で興味ないんやから、ちゃんと俺の歌聞いて貰えるようにしといてや」

北「いや、どうやって………………」(￣ω￣;)