【男主】Cool Boy ３

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真翔サイド


HI「寝室は行ってもいいのか？笑」


『いいでしょ笑』


篤「じゃぁ、寝室の方がいいかもね。ちゃんと布団で寝た方が疲れも取れるだろうし。」


それならリビングに布団持ってって寝た方がいいんだろうけど、
布団が3つしかないからね

広臣がメンバーが来た用に買ったけど、
どうせ雑魚寝だし意味がないと思って店にあった最後の３つだけ買ったらしい笑


『わかった。とりあえず、広臣ベットに寝かせてくるよ。』


３人にそう告げて、俺の膝に頭を乗っけている広臣を少し起こして
膝の裏と腕の間に手を入れて持ち上げる

軽っ


『なお、広臣、ちゃんと食べてる？』

広臣をお姫様抱っこしたまま、携帯を弄る一番この中で一番近くにいるなおに
そう問いかけた

NAO「食べてんじゃない？なんで？」

視線を上げたなおが不思議そうにしながら
聞いてきた

『いや、軽いなぁって思って。食べてるならいいんだけどね笑』

NAO「食べてると思うよ？まぁ、そんなに大食いではないけど、
　 少なくとも楽屋では食べてる。
　 先輩たちとも誘われたら行ってるし、ただ絞ってるだけじゃない？」

ならいいんだけどね〜

『ならいいんだけど。ありがと。』

そういってもう一度抱えなおして寝室に向かう

『よいしょ。』

広臣を腕からおろして布団を掛ける

もともと奇麗な顔してるなぁとは思ってたけど、
寝顔まできれいだなぁ笑

少し幼くなって、より一層愛しい気持ちが募っていく

頭をなでて、リビングに戻ろうと立った時に部屋を見渡す

何度か来たことあるけど、
まじまじと部屋を見たことはなかったなぁ

そして俺は、
棚の上に置いてある一つの封筒が目に留まった

普段だったら「何かが置いてある」で済むんだろうけど、
何でか、すごく胸騒ぎがした


その棚の方へ向かい、封筒を手に取る

そこには、差出人が書いておらず、宛名に広臣の名前だけがあった

『なんだこれ。』

白い封筒で、切手も貼ってないことから、
直接ここの郵便受けに入れたことが分かる

不気味でしかない

封筒は開けた形跡があったから、
人の郵便物開けるなんて気が引けるけど、
さっきから嫌な感じが収まらない

心で広臣に謝って、そっと封筒を開けてみる

中には封筒と同じ色の紙が入っていて二つ折りにされていた

それも開くと、そこには目を疑うようなものが書いてあった

そして、その手紙のほかに、写真が１枚入っていた
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HIROさん、HAPPY BIRTHDAY！

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