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あいつらから少し離れた川辺に座ってタバコを吸う。
「タバコやめたんじゃなかったんだ」
頭上から聞こえた声に振り向くと可笑しそうに笑うきょもの姿があった。
「別にやめてはねぇ。吸う機会が減っただけ。」
大「じゃあ、クラブは？やめたの？」
「あー、確かに最近行ってねぇな」
きょもが言う通り、今まで毎日のように通ってたクラブにもう2週間ほど行ってない。
バイト帰りなぜかまっすぐ家に帰る。
まぁ、Aとラインしたり電話したりすることが増えたからなんだけど。
家1人だっつうからね。
大「樹が居ないとつまんないんですけどー
高地が樹かこねぇ、ってうるさいし」
なんて思ってもないような声色を発するのがきょもらしい。
「また顔出すよ。
久しぶりに高地の酒も飲みてぇし」
大「いや別にこなくていいけど」
「は笑なんだよ笑」
大「いや？高地の酒を飲みたい樹に朗報。
高地、クラブから出て店始めるらしいよ。
俺もそっち手伝いに行くかも。」
「手伝うってきょもは酒飲むかギターするかだろ笑」
大「まーね。
働かなくても俺には優佳さんがいるから」
そう。
きょもは俗に言うヒモ。
彼女の優佳さんが某化粧品メーカーの女社長だから、完全にすねかじってるって感じ。
大「んでなに？あの子とは付き合ってないの？」
「付き合ってねぇよ」
大「ふーん。」
「なんだよ笑」
興味なさげな返答に思わず笑いがこぼれた。
大「ん？時間の問題でしょ笑」
「いや、女子高生だし、さ...」
ずっと誰にも言えなかった心の中にあったわだかまり。
それがきょもになら言えちゃうってのが、俺らの関係を物語ってるよね。
そんな干渉してこないきょもだから言えること。
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ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» 伏線引いてたつもりですけど勘ぐられなくてよかったです！！笑 (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» 目、白黒させてます...(笑)高地より衝撃的...!! (2019年9月26日 20時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» びっくりですよね笑 コメントありがとうございます！ (2019年9月23日 14時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» こーちに奥さんと娘さんがいたとは...(笑) (2019年9月23日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
青炎神狐白 - 物語が進みすごくおもしろいです！この後の展開が待ち遠しいです(^^)楽しみに待ってます！ (2019年9月2日 23時) (レス) id: 8b8abbcbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年8月17日 1時
