夢主が死のうとしてたら［子供組］〈反応集〉 ページ43
『もう…無理…ごめん…』
最後の最後に見つかっちゃった…
____________________________________________
りうら
「Aっ！」飛び降りようと、地面を見つめていた時後ろから、息切れしながら焦った様子の彼がやってきます。『りう、くん…私、もう、無理だよ…、死にたい…』そう言うと、「じゃあなんで…そんなに怖がってるの…？」そう言ってゆっくり近づいて来た彼に、抱きしめられます。『それ、は…』「本当は…死ぬの、怖いんじゃないの…？」そう言った彼は、涙目でとても悲しそうな顔をしていました。『ｯ…りうくん…私、死ぬの…怖い…ｯ…』「A…ごめんね…気付けなくて…沢山話して？辛かったこと、苦しかったこと…あるんでしょ？」そう、優しく聞いてくれる彼。そんな彼に悲しそうな顔をさせてしまったのは、罪だったかなぁ…。
いむ
「A!?な、何やってるの!?」自室で首を吊るための縄を準備していると、タイミングよく彼が部屋へ。『いむくん…ごめん…私、死のうと思う…。』「え…？」死ぬ間際にも迷惑か…そんなことを思いながら、彼を見つめる。「A…なんかあったの…？」現実を受け止められないというような彼の瞳。『…私、いらない子なんだよ…』ただ一言、そう呟くと彼に思いっきり抱きしめられます。「そんなこもないっ！Aは…僕の彼女でしょ…？僕、Aが居なくなったら…。Aは…僕が必要としてるよ…。大丈夫だよ…。｣そう言って泣きながら頭を撫でてくれます。
『ごめ、ん…』私からの一言。君にそんな顔させてごめんね。
初兎
「A…何やっとんの？」キッチンから持ち出した包丁で、自分の脈を切ろうとしていると、彼に見つかってしまいました。『な、何にも、してないよ…。』そう言って、笑って誤魔化そうとすると「あーあ。ほらまたや。」と言って、少し呆れた顔の彼がこちらに向かってきます。「はい。包丁ちょうだい。」そう言って手を出す彼。もうダメかと思い諦めて包丁を手放します。そして、近くの机に包丁を置いた彼は、はぁと息を吐いて肩に頭を乗せてきます。「何やっとんの…馬鹿。もう、無理して笑わんでええからな…。｣そう言って私の体を強く抱きしめる彼に、言葉が出てこなくて、でもただ、『うん…』と返事をすることだけ、ちゃんと意志を持って出来た。
夢主が死のうとしてたら［大人組］〈反応集〉→←夢主が1週間無視して襲われたら［大人組］〈反応集〉《リクエスト》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「反応集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Luna@スランプ気味(プロフ) - チエリー・ルミさん» コメントありがとうございます！少しでもお力になれたなら幸いです。こちらこそありがとうございます！ (2023年2月11日 9時) (
レス) id: d192e913df (このIDを非表示/違反報告)
Luna@スランプ気味(プロフ) - ひなたさん» コメントありがとうございます！返信遅くなって申し訳ないです…！ありがたい言葉ありがとうございます！ (2023年2月11日 9時) (レス) id: d192e913df (このIDを非表示/違反報告)
チエリー・ルミ(プロフ) - 生きる意味が私ずっと見つからなかったから、すごく泣きました。ありがとうございます。 (2023年2月10日 22時) (レス) @page17 id: 69fefe3a39 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - リクエストではないのですがコメント失礼します。毎日少しずつお気に入りでしおりを挟みながらとてもドキドキして読ませてもらっています！続編もあるみたいなので次も読ませてもらいますね🎵 (2023年1月5日 15時) (レス) id: 766649bc8e (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - まふゆさん» リクエストありがとうございます！はい！了解です！ (2022年4月6日 16時) (レス) id: d192e913df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Luna | 作成日時：2021年11月30日 16時
