幸せのおすそ分け１０【あんスタ】 (ページ21)

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471話ページ21

✩

『…』

｢え！？めっちゃ可愛い～！！｣

｢ちっちゃ！！顔も身長も全部ちっちゃくない！？｣

これだけ距離も近いと、今までのライブよりこんなにはっきりと声が聞こえるんだ

今日まで割と真剣に考えてたことがある

ゲーム実況者のヨウちゃんか、新人アイドルの助けてくださいアピールで媚びを売るか…

『すぅ…』

考えに考え抜いた結果がこれ

あはは…多分今の私、凄く顔真っ赤だと思う

『めちゃくちゃ人いっぱいいてびっくりしちゃった！皆さん初めまして！！私がゲーム実況者ヨウこと、新人アイドル柊Aです！』

｢本物だあぁ～！！！｣

｢きゃああああああ！！！！｣

やばい…超恥ずかしい…！

こんなに大きい歓声初めてもらった…

私は羞恥心に押し潰されそうになったから、すかさず次の言葉を発した

『さっそく！一曲目はこれ！私のオリジナル曲！！
すぅ…～♪』

私が歌い始めると、皆は真剣に聞いてくれた

声が震えそうになるのを我慢して歌った

『夢もっかい見直すだけ♪簡単に言ってんね…♪』

｢｢きゃああああ！！！｣｣

よし！

サビもうまいこと入れた！

皆もいい感じに乗ってくれてる！

『優等生なだけじゃつまらないよ～♪もっともっと叫ぼうぜ！最高にノってんね…♪』

一番完璧に歌えた！

このまま二番もいってやる！！