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468話 ページ18
✩
｢〜♪…｣
こんなんじゃダメだ
もっとこう、インパクトのある動作を加えたい
私らしくて見てて飽きない、自分でも踊れるんじゃないかって思えるような…
｢ふふっ、こんな隙間時間も使ってるんだね｣
｢あっ！あんずちゃん！ごめんね、私一人で行けたら良かったんだけど…｣
｢ううん。私はプロデューサーだから任せて…♪｣
｢えへへ、任せる…♪｣
今日は放課後に、あんずちゃんとショッピングモールに行って下見をすることになった
因みに、ショッピングモールっていうのはこの前りっちゃんとま〜くんとお買い物した場所
何回か来てるけど、ステージはちゃんと見たことなかったからね
｢わぁ…！ここからだと2階や3階からも見てもらえそうだね！｣
｢ここからだと、入口に近いから何も知らない人でも入った瞬間目につきそうだね！｣
｢まぁ入り口はいくつもあるけど…確かに！｣
上からも見えるなら、動きは派手なもののほうが見やすいよね
でもそれって、かなり体力消耗しそう…
いやいや
四の五の言ってられないよね！
私は必死に研究した
｢…いや。踊りは最小限に抑えるべきかも｣
｢んん？どうしたの急に？｣
｢歌と目線でこう…惹き付けて、体力は温存するべきにも思えてきた！｣
でもそれって全力なのかな
うう〜ん…どうしよ〜…
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年1月31日 6時
