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後悔21＿＿＿side.檜山 ページ21
『ねぇ、、檜山くん！』
「どうしたの？」
『土曜日に河川敷でやる花火大会、、一緒に行かない、、？』
「俺も誘おうとしてた、行こっか」
『うん！！』
Aが初めて自分から俺を誘ってくれたのが花火大会だった。
Aが花火大会に行きたがってたのは知ってたから、Aから誘ってくれないかな〜なんて思って俺はギリギリまで誘いの言葉を言わないことにしてた。そうしたら本当にAから誘ってきてくれて嬉しかったことをよく覚えてる。
『檜山くん、お待たせしました、、！』
「んーん、大丈夫
それより俺のために可愛くしてきてくれたの？」
『、、うん、、どうかな、浴衣』
「似合ってる、かわいいよ」
『、へへっ、、』
Aは照れると『へへっ』と笑う癖があった。そんなとこも可愛くて大好きだった。
「A、手出して」
『？』
「はぐれたら困るからね」
そう言ってAの手を握った。
確かこの時に初めて手を繋いだんだっけ。
次は水族館。
Aはイルカが大好きでイルカショーをメインに行った。
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作者名：なの | 作成日時：2023年12月12日 1時
