最強審神者が最高最悪ブラック本丸を最高最強本丸にするまでの過程。【刀剣乱舞】

第四十四話　ご利用は計画的にって言われても無理！！ ページ45

『利用、とは』
山姥切「あんたは前の主が知りたい。俺も前の主は知りたいと思っている。思い出したくないがこのまま逃げ続けていても何も変わらない。そしてあんたは政府だ」
『といいますと』
山姥切「政府から何か情報を探してこれないか？」
『あー…なるほど』

やっぱりそうだよね。ここにないなら政府が持っている可能性がある。というのは私も前々から考えていた。

『…実はその件はもう動いているんだ』

まあ動いているのは私ではなく川上なんだけども。審神者になってから政府に戻るとかなり監視されているため。川上にお願いをして探してもらっているのです。うんうん、これ見つかったら川上…さよならなんだけどね

山姥切「そうなのか…」
『というわけで私が利用させてもらいます』
山姥切「…」

あからさまに嫌な顔をするね君は！

『この本丸内でもまだ政府が捨てきれていない情報があるはずだと私は睨んでる。だってこの本丸おかしいもの』
山姥切「何がだ？」
『歪んでるんだよね…時空が』

時空が歪んでるとか中二病かよって突っ込みは置いといて。この本丸、時々同じ道通っても戻れないときがある。あとは奥に辿り着けない襖とか。…ホラーかよって突っ込み入れたくなる。

『原因はまあ、皆は神様だから。その神様が殺気で満たされているからっていうが主だろうけれど。…可能性としては誰かが意図的にやっている』
山姥切「…俺はそんなこと感じたことないが……」

…うーん、やっぱりこの本丸…

『だから刀剣男士たち改革案を私はここで提出します！！！』
山姥切「改革？」

ブラック本丸といえば改革でしょう！！

『ここには８８振りの刀剣男子がいます！！みんなと仲良くなるため。そして脱人間嫌いを目標に掲げ、私と訓練してもらおう！！』
山姥切「…俺もやるのか？」
『勿論！！』

あれ。私こんな熱血キャラじゃなかった気がする。どちらかといえばやる気のないのが売りだった気がする。…それも違うか。

『はい、皆さんおはようございます！』
薬研「朝から元気だな大将」

次の日の朝、今のところ集めれらる刀剣男士全員がいる。

『今回集まってもらったのは他でもない。この本丸を改革するためだ！！』
五虎退「か、改革…？」
『そう。名付けて人間嫌いとブラック脱、克服改革！！！』
鶴丸「いや名前統一しろｗ」
山姥切「ネーミングセンス皆無だな」
一期「山姥切殿に同意ですな」
歌仙「雅じゃない」

めっちゃ不評なんだが。この改革終わりかな？？

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