最強審神者が最高最悪ブラック本丸を最高最強本丸にするまでの過程。【刀剣乱舞】

第十話　早朝出勤ですけど何か？ ページ11

『あ、でもあそこの庭以外掃除したので！』
薬研「なんだその目は。本丸内掃除したいのか？」

さすが察しが良い。

薬研「あのな。忘れられたら困るがお前は一応いつ殺されてもおかしくない。その自覚あるのか？」
『眠りについてる時なら大丈夫かなっと』
薬研「……はぁ、わかった。この周辺なら掃除してもらって構わないだが、呼ばれた以外は近づかないようにな」

私が返事をしたのを見て薬研は自身の部屋に戻った。あくまで自己責任でやれってことかな。

『よっし、やるぞ！』

そして更に一時間後。

『よっしゃ終わったぞい』

これでもかってくらいにピッカピカにしてやったからね。あ、そうだ。政府に戻らなきゃ。

『…お腹空いたな』

よくよく考えれば三日くらい食べてないな。よし、確か掃除範囲の近くに厨があったはずだ。

これでも気配を消すのはお手の物！

『…米、少ないな。ここの本丸かなり数がいるのに足りてないよなこれ。よし、後で買ってくるか。野菜とかも少ないようだし。ついでにお肉やらカップ麺も常備させよう。アイスとかお菓子もあったら短刀達が喜ぶだろうな』

ついでに厨の掃除をしてたりなんだりと。結局材料の少なさに食べるのも気が引けた私は何も食べず政府へ向かった。

政府で仕事を始めたころは太陽が昇り始め。早朝出勤ですねおはようございます！

『なーんか最近、神隠しー。多い』
川上「そうですね。本丸二日目どうですか？」
『え。まー掃除をしました』
川上「え。」
『え？』
川上「え？？」
『え？』
川上「それだけ、ですか？」
『いやあのだからね。仲良くしましょうオッケーですっていう本丸じゃないんだよ』
川上「いや先輩ならあっという間に仲良くなれるかと思ってたんですが。今までのブラック本丸の刀剣男士たちとかなり打ち解けられていたんで」
『…今回の刀剣男士たちはかなりひどい目にあってたらしいんだよね。じゃなかったら…』

あの時薬研藤四郎と話してたけど普通に殺気はあったよ。それに数名の刀剣男士たちに狙われてた気がしたし…ははは。

『いや私はこの仕事終わったら本格的に審神者として動き出さなきゃならない』
川上「先輩、ここ間違えましたテヘ☆」
『…テヘ☆じゃないんだよ！！！あーもうわかったからそこは修正でどうにかなるから！修正終わったら一応見せて！！』

結局早朝出勤は深夜まで続きました。

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