【鉄血のオルフェンズ】鉄華団の元情報屋の少女Part2 【完】

会ってあげて？ ページ38

貴女side






ビスケット「えっ？」




アトラ「なんで連絡してあげないの？兄弟なんだからお兄さんだって会いたいに決まってるよ！」





貴女｢そうだよ！会って来なよ！リュウなんて私を追いかけて来たんだから！｣




リュウ｢うっせ！変な言い方すんな！｣




顔をそっぽ向ける。




ビスケット「アトラ、A、リュウ…」





クーデリア「私もそう思います。このまま会わずにここを去ってしまったら後悔が残るのでは？」



とクーデリアも背中を押す。




ビスケット「うん…」




アトラ「昭弘さんだってもっと早く弟さんと会えてたら…」




アトラは昭弘の兄弟のことを思い出す。




…あれはとても悲しいことだ。




アトラの言う通り、もっと早くに会えていたら何か変わっていたのかもしれない。



三日月「……」




アトラ「連絡してあげて。ねっ？」




ビスケット「……」




ビスケットは電話ボックスに入り、ビスケットのお兄さんに連絡を試みる。



そっかビスケットの両親は事故で亡くなってたんだ...




それにお兄さんがいるなんて知らなかった...

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