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組織の探り屋さん 4 ページ21

「そういう意味で聞いたわけではなかったのですが、ハッキリと言われると少し妬けちゃいますね」


『え?』



何それそれはどういう意味ですかと聞こうとした瞬間、カランとドアのベルが一際大きく耳に届いた。

反射的にドアの方を向けば、開いたドアから覗いているのは小学生ぐらいの少年が。


「やぁコナン君。どうかしたのかい?」


「うん、それがねー」


自然にテーブルを離れ、コナン君の方へ行きしゃがむ安室さん。


あれは、耳打ち?
見るからに何かを話してる。

菖蒲に目線を向けると、目があったと同時に頷いた。



「彼の事件引き寄せ体質どうなってるの。僕のコードネームバレてるんだからさぁ。あぁ、ボロ出さないように気合い入れなきゃなぁ……」


『えぇ、コナン君にバレてる上に警戒されてるとか菖蒲何やらかしてるの』


「組織に居るだけだっての」


『それのせいだって言ってるんだけどね』


「今さら!言っとくけど、本当は君が組織入りたいとか言うのを危ないから変わってあげたんだからね!?」


『はい!?』


鋭い視線が突き刺さるのを感じて、慌てて口を塞ぐ。

視線の先は当然のようにコナン君で、安室さんもどちらかと言うとバーボンの顔をしている。


痛い、視線がいたいよコナン君、安室さん。


菖蒲の言ってることも分からないけど聞かれてたらヤバイってことは流石にわかる。

と言っても大声だしたのは最後だけだったし、聞かれてないことを祈るしか。



「ねぇお兄さん、お隣いい?」



気がつけばテーブルの隣まで来ていたコナン君がそう言った。

ニッコリと笑ってはいるけど、明らかに黒いものが背後に漂っていて思わず冷や汗が垂れる。



「……勿論いいよ。僕、お名前は?」


「僕、江戸川コナン!さっき、Aさんと何か揉めてたから気になっちゃって。喧嘩はだめだよー!僕で良ければお話聞くからさ」


「あはは、ボウヤにはまだ早い大人の話だからダメだよ」


「じゃあ安室さんなら?安室さん探偵なんだよ!」


「へぇ、それは凄いね。でも大したことじゃないから大丈夫だよ」


火花が散るコナン君と菖蒲。
…どうしてこうなった。

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白菜(プロフ) - まいさん» もったいないお言葉感謝いたします…!更新の目処がたちましたのでまた徐々に更新していく所存でございます!まだ少しの興味がありましたら見ていただけると幸いです! (2019年12月31日 3時) (レス) id: 3f17e2e286 (このIDを非表示/違反報告)
白菜(プロフ) - 世恋さん» ひぇ、更新してなくて誠に申し訳ない限りです。また更新再開していく予定ですのでのんびりお待ちしていただけると嬉しいです! (2019年12月31日 3時) (レス) id: 3f17e2e286 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とても面白くて続きが気になります。また更新されるのを楽しみに待ってます(^^) (2019年8月4日 23時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)
世恋(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください!! (2019年5月21日 10時) (レス) id: 2be61dc08d (このIDを非表示/違反報告)
白菜(プロフ) - 杏さん» 閲覧有難うございます!文才なんて本当に無いんですが、皆さんにも出来るだけ雰囲気が伝えられるように頑張って書いていますので誉めてもらえて本当に嬉しいです!あむぬいばかりが転売されてる現状がとても悲しいですね… これからもこの作品を宜しくお願い致します! (2018年6月17日 23時) (レス) id: 3f17e2e286 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白菜 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年4月23日 22時

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