結婚反対！！！！【御影玲王】

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『え、なに』










玲王「いーからこっちこいよ。誰かさんがアホなせいで疲れてんだよ」












『絶対行ってやんない』











玲王「はやく」










『無理』










玲王「はやくしろ」










『無理だっつの』










玲王「来いっつってんだよオラァ！！！」










『きゃーーー！！逃げろー！！！！』








追いかけっこが始まり、上手くらせん階段を利用して距離をとるA。










すると鍵の空いている部屋があった為玲王の死角になる位置からその部屋に入り込む。









中に入るとキングサイズのベッドがあり、シャンデリアが飾られていた。




部屋をぐるっと見回しベッドの方へ寄ると小さなタンスがあったため1段目を開けてみるとそこには小さな箱が入っていた。








ベリ、と開け中のものを出すと正方形の個包装になったものが出てきた、









『こ、これって…！』



















玲王「なーに持ってんの、変態」










『うわあ！！！』









部屋の可愛さに目を奪われていて、鍵を閉め忘れたために入ってきた玲王が私を後ろから抱きしめ、ベッドにダイブした。












玲王「なんでゴム持ってんの？シたいの？」












『ちがっ、これには色々あって……！』














玲王「色々？？俺この部屋整理する時、目につく所にそれあったら嫌だろうなっておもってわざわざタンスにしまったのに、自分から出してシたいですってアピールしてくるなんて、」



















玲王「大胆だね、Aは」











私を組み敷き、耳元でそう言った。












『ち、がうって！！！！てかどけてよ！！』














玲王「無理。 なあ、キスしたい」
















『なっ、こっちが無理だっつーの！！てかまず付き合ってないし好きじゃないし！！！』












玲王「でも婚約はしてる」










『それも無理矢理でしょ！！！どけてー！！！』








すると素直にAの上から降り、私の身体を起こした。











『玲王って意外と重たいんだね……って、ちょっと』







玲王がぎゅう、とAを抱きしめた。










玲王「好き」













『え、うん』












玲王「お前は」










『別に好きじゃない』










玲王「嫌い？」










『嫌いでもない』











玲王「わかった、期間決めようぜ」










『…期間？』

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