結婚反対！！！！【御影玲王】

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『ねえ美波私テスト終わった』












美波「なんで？簡単だよ」









『いや私偏差値50のとこから来てんだよ？今日の授業だってほぼ寝てたし意味わかんなかったし』










美波「言っとくけど私教えるとかできないからね」












『えなんで！！！！』










美波「人に教えるのまじで苦手、すぐキレちゃう」










『キレ症こわ』










美波「黙らっしゃい」










『もう無理しかも赤点40とかなんでしょ？まじ頭おかしいよこの学校』












美波「それこそ玲王くんに教えてもらえばいいじゃん、四六時中一緒にいるんだから」










『変な言い方すんな。いやその手も考えたんだけどさ、玲王絶対バカにしてくるもん。やる気起きなくなる。』










美波「そーかな？赤点とって補習ってなったら一緒にいる時間減るからめちゃくちゃ勉強対策してくれそう」










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玲王「お前との時間が減ったりズレたりするのはごめんだ。よし、やるぞ」








美波、お前はすごいよ









玲王「ん？なんでこんなのわかんないんだ？アホなのか？」







前言撤回。


玲王なんか嫌い。












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そしてテスト当日の火曜日。





あれからというものの休みという休み全てを使って全てを叩き込まれたA。



当然玲王は余裕をぶっかましている。









美波「すご、死んだ顔してる。ねえ、テスト終わったらケーキ食べに行こ。だからテンション上げて」












『絶対食べる……いっちょやったるわおらあ！！！』










美波「いや怖」



















そして4日間の長いテスト期間を終えた金曜日。








『やっと終わった…むり、死ぬかと思った』









玲王「まだ終わってねえ。結果がわからないだろ」









『結果とかそーゆー事言わないでよ、せっかく終わったのに』










玲王「お前明日暇？」











『なんで？』











玲王「午後から映画見に行くぞ」













『なんの映画？』















玲王「今やってるホラーのやつ。あの海外の」

















『え！それみたいと思ってた！！！！』














玲王「決まりだな。仕方ねえから俺が奢ってやるよ、全部」












『わーい！玲王さまばんざーい！』










その時、







玲王「ん、」









と言って玲王はこっちに腕を広げてきた。

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