結婚反対！！！！【御影玲王】

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『あー、たしかに。いつもなら早めに誘ってくるかもね。やっと諦める気になったんじゃない？』








ケラケラと笑うAをみながら、絶対それは無いなとおもう美波。












美波「じゃあさ、土日でお泊まりしようよ！家で！明日浴衣買いに行って、日曜日浴衣着てこ！」














『それ最高！！決まり！！！』













＿＿＿＿＿＿＿＿

その日の夜。







玲王「お前、日曜日予定ある？」











『あるー』












玲王「………ふーん」













…あれ。いつもなら誰と？とか浮気じゃないだろうなとかふざけてくるのに。













翌朝。









『おはよ、今日帰るの遅くなるかも』












玲王「そーか」











『何する予定か知りたい？』











玲王「べつにー」









なんだ。昨日から玲王の様子がおかしい。














土曜日。








『じゃ、お泊まり行ってくるねー』








玲王「……………………」










『(なにあの態度……私なんかしたっけ？)』



















＿＿＿＿＿＿＿＿＿






美波「で？玲王の様子がおかしいって？無視されるって？お前ら面倒くさ！早く付き合えよ！」








『いやなんでさ！！えー、なんで無視してきたんだろ』








美波「絶対それ、押してダメなら引いてみろ作戦でしょ」










『いやいや、まさか。』









美波「まって、あんたさ、玲王のこと好き？」











『……………全然』














美波「こんなことになってるなんて……いつから意識し始めたのさ」











『いや全然って言ったじゃん！！！』










美波「いや、嘘だなそれ。いつから意識した？白状しなよ」














『………………………玲王の誕生日の時、普通なら気が付かなそうなところまで気付いてくれたし、やっぱり一緒にいること多いから良いとこ沢山見えちゃって。』














美波「んで、好きになったと？」














『っいや、好きじゃない、と思う。でも私今まで彼氏いたことないから彼氏欲しいなーって欲あるし、男の子とこんなに接する機会なかったから多分少し意識してるだけで…』















美波「んーまあ言いたいことは何となくわかった。じゃあさ、１回玲王以外の人も見てみようよ！明日、さとる先輩男バスの人達と来るらしいから、関わってみよ！少しだけ！」












『んー、そうだね、わかった！』

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