『掃除屋』をしていた暗殺者が３年Ｅ組に行くようです。【暗殺教室】

21話 ページ23

「着いた！！」

「よっしゃ海だ！！！」

E組全員はしゃいでいる。

僕も海なんて久しぶりだから楽しいのだが…

『日焼け止め…日焼け止め…』

「女子かよ！！」

だって日に焼けたら痛いし。


「トロピカルジュースはいかがでしょうか。」

「お、美味そー！！」

店員が人声かけると、大抵の人達がパラソルの方に行く。

僕もついて行った。だって…知ってる顔がいたからね。


「片付けを頼めるか…？」

『…別に要らないだろ。大方、飲み物に盛ったのか。』

「……まあな。ほんの冗談さ。」

『暗殺から消息をたったと思えば、今度は島でジュースの店員だなんてな。』

片付けを頼めるか…と言うのは、僕に人の掃除の依頼を頼む時の合言葉。

『他の2人もいるのか？』

「まぁな…。」

『アンタの飼い主に関しては口出ししないが……』

と言い、1口飲む


「ちょ……！？」

『何。…これ死なない毒なんだな。』


「何故飲んだ…？」

『いやぁ…父親に散々実験台にされたからね。毒を分解出来るみたいだ。
効かないんだ…毒。』

毒を飲まされ続けたせいで、飲めばなんの成分が分かるくらいになってしまった。


「A！早く泳ごうぜ〜！！」

『今行く！……っと、お喋りはこの辺だな。じゃあまた今度。』

といい、呆然とするスモッグと別れた。

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