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12話 ページ14

『暑い…』

猛暑の中、僕らは山の中を水着姿で歩いている。

殺せんせーはやけに機嫌が良い。


「もう少しですから!」

という。


「そういえば渚君とA、この前凄かったらしいじゃん?」

業が話しかけてきた。


『あぁ…鷹岡の件。キミ、何もせずにサボってたらしいじゃん?』

業と同じような言い方で皮肉ってみる。

すると、「ごめーん」と返ってきた。反省はしてないな。


「さあ!着きましたよ!」


話がちょうど一区切り着いた所で、殺せんせーがそう言った。


目の前に広がるのは…広めのプールだった。今日殺せんせーから、塩素系の匂いがしたのは、

この日の為だったのだと分かり、納得した。


E組生徒は興奮気味に服を脱ぎ、プールへと飛び込んだ。



しばらくの間、その和やかな様子を眺めていた。


「影山さんは…入らないんですか?」

ただ突っ立っているだけの僕を見て、声をかけてきた。


『あ、いや…入る。』


不思議そうな顔をしながらも、「そうですか」と言い戻っていった。


嫌__。


苦しい_。



『はは…嫌な思い出。』


考えるのをやめて、プールへと飛び込んだ。


『カル…』


バシャーン!!

という音をたて、大きな水しぶきをあげた。どうやら僕は滑ってしまったようだ。


「うおっ…!?」


カルマの声がする。

恐る恐る目を開けると、僕がカルマに抱き着く形になっていた。


『おぉ…!?ごめんカルマ。』


「大丈夫。」


周りがこちらを見る。…何かおかしい?

と思っていると、


「これで男同士なんだよなぁ。」

「不覚にもキュンときた…」

「Aが女の子ならば……」


と口々に話し始めた。


『なんか…ごめん。』


気まづくなって、つい謝ってしまったが…


男同士の絡みを見てどうしてこんなに盛り上がるのか…僕には不明だ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後にベーコンレタス要素入れてしまいましたが、苦手な方は申し訳ありません。m(*_ _)m

カルマ君との絡みを作ってみたかったもので…

ご要望があれば番外編でカルマ君とのイチャイチャを作るのもありかな〜なんて(--;)

本編でも、稀に入れるかもしれませんが…そこまでキスだとかそう言うのはないかと……

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天然記念物(プロフ) - たこさん» すみません!そうだったのですか…暗殺教室を読んでからしばらくたっていたので抜けてるとこがありましたね。訂正します (2020年3月14日 16時) (レス) id: e574a3e319 (このIDを非表示/違反報告)
たこ - とても面白いと思い読ませていただかせてます!しかし一つ気になるところがあるのですが、赤羽業の中間テストの結果は4位だったような……今手元に漫画がないので確信はできませんが、多分そうだったと思います! (2020年3月13日 10時) (レス) id: efdd59c567 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念物(プロフ) - レイれいさん» 色々あって最近更新できませんでした…再開します! (2020年1月19日 14時) (レス) id: e574a3e319 (このIDを非表示/違反報告)
レイれい(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください (2020年1月17日 5時) (レス) id: bed35b9be5 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念物(プロフ) - まるさん» ありがとうございます!更新頑張ります!(´ー`) (2019年8月14日 17時) (レス) id: e574a3e319 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天然記念物 | 作成日時:2019年8月9日 23時

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