『掃除屋』をしていた暗殺者が３年Ｅ組に行くようです。【暗殺教室】

prologue ページ1

目の前に転がるのは、無様な姿をした死体。

散らかしちゃって…



手早く死体を回収して、現場を何も起こっていなかったかのように仕立て上げる。

暗殺のフェイクをするのが＿＿

掃除屋(ぼく)の仕事。



だが今日は違う。


『…なんだ？業務中なんですけど。そういう教育をされたんですか？防衛省の皆さん。隠れてないで出てきたらどうですか？』

数人の男がゾロゾロと出てきた。


「…すまない。防衛省の烏間という者だ。頼みがある。」


長身の男は頭を下げて頼んできた。


『僕の業務を邪魔するくらいに大事なこと…ね。で、何？』


「…月を破壊した犯人を殺して欲しい。」

暗殺？


『…それだけ？あなた方には優秀な駒(暗殺者)をいくらでも雇える財力がある。
…でもまぁ、いいや。受ける。この現場を見なかったことにするならね。』

月を破壊した犯人には心当たりがあるし、会ってみたい。


「あぁ。無論、その現場についてはなにも触れない。」


『報酬は？』


「100億だ。」

しばらくの間、仕事をしなくても良さそうな額。


『へぇ…楽しみ。』


「詳細は後ほど。」



僕の暗殺教室が

ついに、開幕することになった……

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