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俺らのお母さん ページ28

横尾side

ピピッピピッ

俺はいつも朝が早い。

仕事があってもなくても朝は6時に起きるのが習慣となっている。

横『よし、朝メシ作るか。』

独り言で自分を目覚めさせる。



シャカシャカシャカシャカ

手際よく7人分を作っていく。

最初は大変だったけれど、今は7人分なんて慣れた。


横『ふわぁ……』

毎日やってることだけど身体はまだ寝てたいみたいで欠伸が止まらない。

朝食を作り終わる頃にはゾロゾロと朝から仕事ある組が起きてくる。


二『横尾さんおはよ〜』

藤『わたおはよ』

北『ふわぁ…』

玉『いい匂い〜』

横『みんなおはよ。今日はフレンチトーストだよ』

二『やべぇうまそう』

藤『わたありがとうね』

玉『いただきまーす』

北『…まーす』

横『どうぞー』


そっか今日は宮田がオフで健永はもう少し遅くからって言ってたっけ


藤『…た？…わた？』

横『ん？』

藤『もー何回も呼んでるのに。』

横『あーごめんごめん。聞いてなかった。』

藤『美味しいよって伝えたかったんだけど…わた大丈夫？』

横『ありがとう。別に大丈夫だよ？』

藤『今日はオフだっけ？寝なね？』

横『はいはい、ありがとう』

なんか太輔と話してるとどっちがお母さんだよ！ってなる。笑



北藤玉二『行ってきまーす』

横『行ってらっしゃい』




横『よし、片付けるか……っつ』

また独り言を言った時、急に立ちくらみをした。

横『疲れてんのかな。笑』

後で寝るか。

そう思い、俺は片付けを再開した。

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