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頑張れ最年少3 ページ12

北山side

車の中しんどそうだったけど、なんとか寝れたみたい。



マネ『着きましたけど…本当に大丈夫ですか？』

北『うん、大丈夫。ありがとう。』

宮『千ちゃん起こす？』

北『いや、そのままおぶってこう』

宮『わかった』


また宮田におぶってもらい、家の中へと入った。

北『ごめんな。千賀の部屋までお願いしていい？』

宮『余裕余裕〜』


宮田に運んでもらってる間に俺は冷えピタや体温計など必要なものをかき集めた。





ガチャ

北『お待たせ。とりあえず熱測ってみよう。』

宮『結構高そう、、』



ピピッピピッ

北『うわっ…38.2か』

宮『高いね、』

北『ゼリー持ってきたから飲ませてから薬も飲ませよう。』

宮『それがいいかも。俺あーんさせたいなぁ〜』

北『ど、どうぞ…笑』




北『千賀ー…起きれるー？…千賀ー…』ﾄﾝﾄﾝ

千『んぅ……ん…ミツ…？』

北『起こしてごめんな。ゼリー食べれる？』

千『…いらなぃ……』

宮『ちょっとでいいから、、』

千『…みやた……ちょっと、ね？…ｹﾎｹﾎｯ』

宮『うん！はい、あーん』

千『あー…』

ほんとにあーんさせたし、それで食べるんだ！？

宮『おいしい？もういっかい食べれそう？』

千『…あとちょっと……』

宮『ふふっはい、あーん』

なんだこれ。笑

千『ん……も、いぃ…』

宮『うん、頑張ったね！…じゃあ薬飲もっか』

宮田がそう言った瞬間千賀の顔色が変わった

千『え、いや……いらない…ｹﾎｹﾎｯ…』

北『薬飲まないともっとしんどいぞー』

千『ｹﾎｹﾎｯ…いやぁ…ｸﾞｽﾞｯ…』

！？

宮『あら、』

千『ｳｩｰ…ｸﾞｽﾞｯ…いやぁ…ｹﾎｹﾎｯ…』

退行…ってやつか

北『うーん、じゃあ病院行かなきゃだなぁ〜』

千『ﾋｯｸ…ｸﾞｽﾞｯ…いやぁ〜…ｸﾞｽﾞｯｳｩ…』

北『じゃあお薬飲む？』

千『ｳｩｰ…ｸﾞｽﾞｯ…』ｺｸｯ

よし、頷いてくれた

宮『おぉ…』




北『お薬飲めたね。偉いじゃん。』

千『ｳｩｰ…ｸﾞｽﾞｯ…ｹﾎｹﾎｯ…みやたぁ…ｸﾞｽﾞｯ』ｷﾞｭｯ

宮『よしよしっお薬嫌だったね〜。でも泣いてるともっとしんどいよ〜』

千『やだった…ｸﾞｽﾞｯ…ｹﾎｹﾎｯ…』

完全に俺は悪者ね。笑

はいはい、いーですよー。



千『ｸﾞｽﾞｯ………ｸﾞｽﾞｯ………』

静かになった…

北『…？寝た？』

宮『寝たっぽい。笑』


千賀は宮田の腕の中で眠った。

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