Share House in 7color4

俺らを頼って2 ページ2

北山side

今撮影中だが、隣に座っている玉森の様子がおかしい

ボーッとしている気がするし顔も赤い気がする


こりゃ熱出したな

喉が痛いらしいってのは宮田から聞いていた

撮影もつかな…





なんとか撮影は終わった

北『玉森大丈夫か？』

玉『大丈夫だよ。ありがとう』

そう言って早足で行ってしまった


本人が大丈夫と言うのだから大丈夫なのかな？

玉森を信じたい気もするが…

いや、でも！と慌てて玉森を追いかける

北『おい、待てって！』

玉『なに』

北『大丈夫じゃないだろ』

玉『大丈夫だよ！』

横『2人ともそんなとこで何してるのー？』

千『楽屋戻んないの？』

北『あ、いや…』


ここはみんなに言っちゃった方がいいのか迷った
その時

北『おおっと…』

玉が俺に倒れてきた

二『えっ？』

ハァハァと荒い息が聞こえる

そしてやはり体は熱い

北『玉森？歩けるか？』

玉『』ﾌﾘﾌﾘ

喋るのもしんどいのだろう
無言で首を横に振った

北『おんぶするから乗っt 藤『北山じゃ無理。俺がおんぶする』

……(拗)

玉森は藤ヶ谷におんぶされ楽屋に運ばれていった



ソファに寝転がされた玉森は辛そうにしている

なんでこんなになるまで大丈夫って言い張ったんだよ…

横『俺体温計持ってるから測ろう』

なんでも持ってんのな、笑



ピピッ

千『何度？』

横『38.9』

やば…

二『やば…』

宮『病院連れてこ！』

藤『マネージャーに伝えてくる！』



俺は玉森の荷物をまとめた

俺らを頼って3→←俺らを頼って

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す