とある忍たまのモブ生活？？？

・ ページ7

・


A「っ！！....はっ！」


雑渡「おっと....やっぱり、動きに無駄があるね」


A「ﾁｯ....っるせぇ！！」


雑渡昆奈門の頭にかかと落としを決めようとした。


雑渡「っと」


避けられて、地面に穴が空いた。


雑渡「相変わらずの怪力だね」


A「ﾁｯ.....」


攻撃を仕掛けるも、すべて躱され、防がれる。


雑渡「ほら、まず一つ目」


A「い"っ！！」


鉄の棒で手首を叩かれ、風魔手裏剣を飛ばされた。


A「あと一つ......」


俺は、左手に持ってた風魔手裏剣を右手に持ち替えた。


ズキリと痛む右手首。



A「ふぅ......」



さて、本気になるか.....



A「っ.....は、ふっ！」


雑渡「っ！！....へぇ.....」



兵助「あの雑渡昆奈門が押されてる？」


竹谷「すげぇな.....」



俺からしたら、そうでも無いけど.....

周りから見たらそう見えてるのか.....


A「っらっ！！」


雑渡「っ、はっ！」


A「っ〜〜〜っっ！！」


棒で右手首を叩かれた。


ただでさえ痛かったのに、めっっちゃ痛い！！


A「うぁ.....」


ドサリと地面に座り込んだ。


雑渡「まだまだだね」


A「ふっ.....それはどうかな」


雑渡「？」


俺は、手を弾かれる寸前、一つ技を仕掛けた。


風魔手裏剣は、自分の手元に帰ってくる武器。




軸さえ外れていなければ、大丈夫なはず.....



A「四年生を、舐めんなよ？」


ニヤリと笑った。





そして、俺の視界には、キラリと光るものを捉えていた。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す