同じクラスにはモテ男共がいる

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バイトも終盤に差し掛かった時。


A「いらっしゃいませ〜えぇええぇえ！？！？」


雷蔵「なににしよっか」


尾浜「俺お菓子食べたーい！」


うわうわうわ！

バ先にクラスメイトとか、気まずすぎる！！


A「ちょ、食満先輩！！」


食満「ん？どうした？」


A「俺ここに隠れるんで！絶対呼ばないでくださいね！！あいつら俺のクラスメイト！」


食満「ああ、そういえばそうだな。わかった、隠れてな」


A「あざっす！」


カウンターの下に隠れた。


食満「いらっしゃいませ〜」


竹谷「あ、食満先輩！こんにちは！」


兵助「ここでバイトをしてたんですね」


食満「ああ。つい最近始めたんだ」


雷蔵「そうなんですねぇ.....ん？」


三郎「お？」


二人は、カウンターの下から見える茶色い癖毛を見た。


尾浜「ん、なーにしてんの。A〜」


A「うぇあっ！！お、おは、ま......」


げっ、バレた.....


三郎「隠れてたのか」


A「食満せんぱぁい.......」


食満「ははは......ほらお前たち、お客さん来るから、もう帰れ」


雷蔵「.....A」


A「な、なんだよ......」


雷蔵「また明日、学校でね」


A「っ！？！？！？」


立ち上がって、一応みんなを見送ろうとしたら、不破が振り返って、こちらに来た。


そして、頬にキスをして、帰ってった。


A「はぇ......？」


食満「お前、本当に話したことないんだよな？」


A「ないですよ。先輩みたいに、委員会にも所属してないし.....」


食満先輩たちは、委員会の会議とかで面識あるだろうけど、俺はない。


A「なんで？」


食満「いや、わっかんないな.......」


A「というか、男同士」


食満「そうだなぁ......」


A「キャパオーバーで倒れそう」


食満「最後まで、頑張ろうな」


A「ﾊｲ......」



頬のキスは謎だ。


怖すぎる。


陽キャ、怖......

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