ボッチくんの奮闘 四

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A「あーん」


赤ちゃん「んぁ.....んむむ.....」


赤ちゃんにお粥を食べさせた。


かわいいなぁ.......


平「ほう、かわいらしいな」


A「ひゃっ！？た、滝夜叉丸くん！？ど、どうしてここに！？」


タカ丸「俺達もいるよ〜」


A「み、みんな......」


振り向くと、私服のみんなが立っていた。


な、なんでここに......


田村「お前がきり丸と歩いているのを見てな。たまたま私達も外に出てたから、後をつけてきた」


綾部「用事も終わったしね」


A「？みんな一緒に出かけてたの？」


浜「いや？各々別の用事で、たまたま会ったんだ」


A「ほぇ......」


そんなこともあるんだねぇ......

奇跡がすぎる。


赤ちゃん「あーう！！」


A「あ、ごめんね！」


早くご飯をよこせと言わんばかりに声を上げた。


A「はい、あーん」


赤ちゃん「あ、ん......」


綾部「かわいいねぇ」


A「きり丸の畑仕事手伝う？」


田村「いや、こちらを手伝う」


浜「赤ちゃんと遊びたい！」


A「わかった。一緒に遊ぼうか......」


平「ああ、任せろ！子守りは得意だ！！」


A「ん、そうだねぇ」



赤ちゃんにご飯を食べさせ終え、一緒に遊び始めた。


遊んでる滝夜叉丸くん達が、とても楽しそうで......


まるで、一年生の時みたいだった。


赤ちゃんが、小馬鹿にしたように笑ってたのは、言わないでおこうかな。

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