俺は兄離れができない！！！！

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学園。



A「孫兵」


孫兵「？......ありゃ、やっちゃった？」


A「うん.....でも、殺してはないよ」


そう言って、さっきあった出来事を孫兵に話した。


孫兵「それは、A悪くないよ。僕も、家族を人質に取られたら、多分やる。でも、苦無を出したのはダメだよ」


A「いでっ！！」


べシッとデコピンをされた。


孫兵「ダメだよ。村でも、忍たま隠してるんでしょ？」


A「うん」


孫兵「なら、そこは反省だね」


A「へーい」


正直、あまり反省はしてない。


ひとつ不安があるとすれば、村での居場所かな。


でもまあ、兄ちゃんが何とかしてくれるだろう。


ほとぼりが冷めた頃に聞こう。


村の人達はどうなったのかって。


孫兵「まさか一日で帰ってくるとは思わなかったな〜」


A「俺もまさか、一日で帰ることになるとは思わなかったわ」


なんなら、なんの音沙汰もなく、無事に学園に帰ってくるかと思ってたからね。


あれ、俺悪くない。


A「孫兵は、なにしてたの？」


孫兵「毒虫たちの世話。休み、今回学園に残るのは僕だけだから。お世話してた」


A「ん、なら俺もそれ手伝う。暇になっちゃったし」


孫兵「ん、手伝ってね」


A「うぃー」


休み終わったら、兄貴に聞こう。


そう思った。

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