忍ばないお姫様 (ページ24)

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頼って欲しいページ24

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今日はYouTubeの撮影で海に来てるんだけど

暑い、しぬほど暑い

『あっつい！！』

檜「そんなこと言ってもね、笑」

どれだけ暑いと繰り返しても、涼しくなるわけなんかなくて

.....やばい、なんかくらくらしてきた

檜「A、？」

『ちょ、肩貸して、』

気を抜いたらしゃがみこんでしましそうで、檜山の肩を借りた

皇「一旦休憩ね、水分ちゃんと取ってよー」

(ファンの子曰く)園長先生の声かけにより、休憩になったんだけど

あぁ、やばい.....

と思ったのも束の間、チカチカしだす視界とくらくらする頭には勝てなくて、瞼を閉じた

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『.....ん、、っぎゃ！！！』

目を開けてみると、檜山の整った顔が目の前にあって

檜「そんだけ声出せれば大丈夫か笑」

『いや、本当にごめん.....』

ただでさえ、キツキツの今日のスケジュール

私のせいで予定が少なからず狂ってしまったことは否定出来なくて

1番歳上なのに、情けないな

檜「気にすんなって、。みんな休憩したがってたし」

内「そーそー。ほんとにびっくりしたんだからね？！」

青「檜山くんかっこよかったんだよ？笑」

湧「倒れたAお姫様抱っこしちゃってさー！どこの王子かっての！！」

『えー！！檜山イケメン！！』

ガヤガヤとしだした現場

頭もくらくらしないし、普通に会話にも混ざれるからもう大丈夫かなって

『ありがと、』

「別にー？」

ってみんな声を揃えて言うから、面白くなっちゃってみんなで笑った

檜「ちょっとは頼れよ、」

『いや、歳下に負担かける訳にはいかないからさ』

檜「A」

いつになく真剣な檜山の表情に少し驚いたけど、

檜「俺は、頼って欲しかった。歳下だけど、男だよ？俺」

『.....っ、わかった。ありがと』

イケメンな歳下に甘えることにした、笑