. マフィア幹部の彼女は青葉城西でマネージャーしてるらしい

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太宰｢さっさとその子引き取ってってくんない？｣



中原｢あァ？！なんで青鯖に指示されねぇといけねぇんだよ！！｣



太宰｢え、駄目なの？｣




中原｢あァ！！！ムカつく！！｣




私はその喧嘩を横目に見ながら溜息を着く。



｢中也、私だけで事足りるんだけど。｣



中原｢違ェよ、手前今夜の作戦まだ考えてねぇだろ。

先にそっちを優先させろとさ。
黒蜥蜴が困ってんぞ。｣



｢首領も人使いが荒いなぁ、もう｣



頭をかき、異能力を解く。



中也と共に体育館から出ようと足を踏み出すと誰かに腕を掴まれた。



及川｢待ってよ！！｣



｢なに｣



振り返り、及川を見る。



及川｢人を殺してる時が一番楽しいとか嘘だよね、

大会で勝つ時に見せた笑顔は偽りじゃなかった！｣



｢一つ教えてあげる。


私の異能力は他人、または自分の過去に姿を変えれる。
時に表情、感情をも自分で動かすことが出来るわ。

餓鬼の表情なんか真似しやすいしねぇ｣



そう言うと及川は殴りかかってきて。



私は簡単に受け止める。



｢殴れるとでも思った？
まだ人虎の方が強いけど。｣




別に約三年一緒に部活をしてきたからと言って情などない。



首領に殺せと言われれば殺すことさえできる。




私は少し殺気を出して及川を見る。




｢立場考えな、

こっちはマフィアの幹部だ。
片手で今この握っている拳を折ることさえ出来るんだからね｣




少しずつ力を入れていると及川は腕を下ろして。




中原｢済んだか、帰るぞ｣



｢中也車できてんの？｣



中原｢そうだ｣



｢お、やった。
運転するから鍵貸して｣




手を出して鍵を貰おうとするが中也は出さない。



中原｢手前この間事故ったばっかだろ！！
そんな奴に貸せるか！！｣



｢事故ったっ中也の車なんだからいいじゃん！｣



中原｢手前に車貸すと余計な事が起こる、もう貸さねぇよ｣




ちぇ〜



私は先に出る中也の後を歩き、体育館を出る。



作戦、どうしようかなぁ



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