. マフィア幹部の彼女は青葉城西でマネージャーしてるらしい

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仲良くしていた子だったから残念な所がある。



それでもマフィアを裏切るのはご法度。



自業自得だろう。




私は最上階でエレベーターから降りる。



エレベーターが開くと真っ直ぐワインレッドの絨毯が敷かれており、一つだけドアがある。




そこまで歩きドアの前に着くと、ドアの前に立っていた構成員に銃を向けられる。




構成員｢名前と要件を。｣



｢徳田A
長期任務から帰った報告と、向こうであった事の報告よ。｣




そう言うと銃を降ろされて。



私はドアをノックし、中に入る。




｢失礼します、徳田です。
ただいま戻りました。｣




首領は珍しくエリス嬢を追いかけていなかった。




森｢此方に来たまえ。
向こうでの話を聞こう。｣



私は首領が座っている椅子の前まで行き、一度頭を下げる。



そして宮城であった事を全てはなし、理事長の始末も済んだことも話した。




森｢Aくんに手を上げるなど、阿呆な事をしたねあの理事は。

あの学校はマフィアが飲み込んだ。
表向きは理事長を置くが裏では我々が動かすことになったよ。
お疲れ様｣




｢ありがとうございます。
尾崎幹部から話は伺っていますが、探偵社とは休戦協定を結んだとは本当ですか｣




首領はあぁ、と言い私に一枚の紙を渡してきた。



森｢尾崎くんが探偵社から帰ってきた時にこのような紙を持たされていてね。
此方にも損は無いし、今はヨコハマを守ることが優先だと思ってね。
探偵社とは休戦協定を結んだよ。
それが何か不満かい？｣




｢いえ特には。
私もこれから其方の件で動きます。｣




森｢あぁ、そうしてくれ。
君が戻った事はもう知らせてある｣



首領に紙を返すと、イヤモニを渡される。



此処で使っていたイヤモニ。



宮城に行く時に首領に返していたものだ。




森｢お帰り、Aくん｣



｢.....ただいま、森さん｣



私はニッコリと笑い、イヤモニを受け取った。



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