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和也｢あ！ガチャ！｣
向こうにはお兄ちゃんガチャ、弟ガチャを引いた女子
恭平｢あれは田中！あれはえなり！｣
誠子｢またハズレ(笑)｣
和也｢ハズレがあるからいいんだよな(笑)まあ姉ちゃんにはガチャひくの縁ないから他人事か｣
恭平｢！！｣
誠子｢ママと一緒に天国にいるあの子とあんたがいるのにガチャりません(笑)｣
和也｢とかいってガチャったりして(笑)｣
誠子｢じゃあ500メダル！(笑)｣
恭平｢引くなよ！！！絶対引くなよ誠子！！！｣
いきなり怒鳴る恭平
誠子｢…………冗談だよ！｣
恭平｢冗談でも言うな！！！和也ガチャ引くかなんて言うな！！！｣
誠子｢…………なんなの！？そんな怒鳴ることないじゃない！！｣
和也｢そうだよ！！なんなんだよ！？帰ろ姉ちゃん！｣
二人は帰る
恭平｢あれ！俺、なんで…………っ！｣
〜
A｢わあ！海が見える！｣
竜乃介｢な！あいつらが教えてくれたんや！海が見えて空気もうまい！気分が落ち込んだときには最適や！｣
A｢え？私………………落ち込んで…………｣
竜乃介｢女子やったらな、失恋した時や！｣
A｢失恋…………｣
竜乃介｢辛いやろ！相手に伝われへんのは！｣
A｢竜乃介………………｣
竜乃介｢忘れろや！A！いいや俺があんなやつ忘れさせたる！｣
A｢………………恭平は｣
竜乃介｢忘れろや！！SランクかAランクか知らんけど弟ガチャの分際で姉御の望みに応えんと泣かせるなん呆れた奴や！！｣
A｢辞めて竜乃介………………恭平はあんなやつじゃない…………｣
竜乃介｢たか売りしとるんや！｣
A｢(立ち上がり)恭平を悪く言わないで！！！竜乃介に何がわかるんですか！！｣
竜乃介｢…………A｣
A｢っ…………(涙)恭平は私のはじめての子なのよ？！｣
竜乃介｢そんなもん際どい言い訳や！たかが初めに出たガチャなだけやろ！？｣
A｢でも！私がはじめに弟になってほしいって言った子なのよ(泣)｣
竜乃介｢……………………｣
A｢お風呂の中に入れてっ…………翌日バスタブで(泣)憎たらしいけど値はいいやつで(泣)｣
竜乃介｢………………｣
A｢ごめん…………怒鳴ったりして(涙)｣
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作者名：末澤あめ x他1人 | 作成日時：2019年1月13日 11時
