81 ページ31
_
「ご馳走様でした」
あれからしっかりデザートも頂いて。
北山さんは甘いのあんまり好きじゃないって言ってたのにフレンチトーストが届いたら2人で半分こして食べた。
いつのまにかお支払いもしてあって
結局また北山さんの奢り。
「どーいたしまして」
「毎回すみません…、次は私が出しますから!」
「そーゆーの気にしなくていいよ。
大人しく奢らせてください」
ね?って念押しされて
ありがとうございます、って頭を下げた。
「それに今日は深い話もできたし。
Aちゃんと恋バナすんの面白いかも」
「...そうですか?」
「あ、面白がってるワケじゃないよ?
なんつーかさ、こういうディープな話って中々できないじゃん。しかも異性同士で」
「確かにそうですね。
私も北山さんの恋愛観にはちょっとびっくりしましたけど」
「でしょ?意外と一途なのよ俺って」
北山さんの方を見ると、
スーって寄ってきてくすくす笑うから肩同士がぶつかった。
「今の笑うとこー」ってまた離れて。
行きに通った道を
2人でおしゃべりしながら駅を目指した。
:
来た時よりも駅には人が減って、
それでももうすぐ電車がくるってなるとみんなホームに並びだした。
「まじ?サウナ行ったことないの?」
「昔1度だけ入ったことあるけど、
5秒でギブでしたね」
「早っ(笑)
それ入ったうちにはいんねーな」
「暑すぎて息できなかった記憶しかないです」
「あー、やっぱ最初は、...
北山さんの軽快なサウナトークがいきなり途絶えて固まるから、
私も北山さんが見ている方へ視線を向けると
本当に一瞬だけ裕太と目が合った。
次の瞬間には列車が入ってきてドアが開くから立ち尽くす私は北山さんに手を引かれて人の波に押されるように車内へ乗り込んだ。
1537人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mayumitsu(プロフ) - りーちゃんさん» いつもありがとうございます!サウナ見ましたよー!裸体×汗たまんないっすね(*´`)チーマネさんに感謝しかないです!!!抱かれたいですよね…この気持ちはどうしたらいいんでしょうか(´・_・`)お互いすごく酔ってる時にめちゃくちゃに抱かれたい派です!←聞いてない (2020年2月17日 21時) (レス) id: 17b9bc1b51 (このIDを非表示/違反報告)
りーちゃん(プロフ) - とうとうベットにぃぃぃぃぃ!!!(興奮)もうシューイチのサウナみっくん見てからあの身体に抱かれたい願望が爆発しております、、、続きの更新も楽しみにしてます☆ (2020年2月16日 23時) (レス) id: 21de289748 (このIDを非表示/違反報告)
mayumitsu(プロフ) - yk717miraiさん» コメントありがとうございます!だいぶ久しぶりの更新ですみません(´TωT`)お互い好きなのに離れ離れになるのはつらいですよね...しかも玉森くん勘違いしちゃってますしね...(´-`) (2020年1月11日 22時) (レス) id: 3557271f17 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai(プロフ) - 私的にはやっぱりヒロインさんと玉森さんがやっぱりお互い好きな気持ちを確かめ合って元に戻ってほしいです。玉森さんがやっぱり諦めキレなくて、、、、、好き同士なのに悪い人に引き裂かれて終了なんて哀しすぎます! (2020年1月11日 16時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mayumitsu | 作成日時:2019年10月8日 22時