第25話 ページ32
〜貴方視点〜
『ぴくとさん(仕事なので"さん"付け)
こっちの資料お願いします。
あと、これとこれの確認。
あ、それから……。』
pkt「もう無理!!!」
『弱音を吐いている場合ですか!!
ほら、早くやって下さい!』
ci「訓練以来だぁ、Aさんのスパルタ……。」
『これからはこのノリでいきます。』
pkt「そんなッッ!!?」
わーわー言っていたら、近くを人が通り過ぎた。
pkt「もうむりぃ……
あ、助けてよ、そこの女の子ぉ。」
その人は兵士だったらしく、げっそりしているぴくとさんをみるなり後ずさった。
兵士「ぴ、ぴくと様??
私めが手伝いなど、そんな……
って、うわぁ!!」
コケかけたその方の手をとっさに掴み、引き寄せる。
『お怪我はありませんか?』
柔らかく微笑んで言えば、顔を真っ赤に染めるその兵士さん。
兵士「は、はぃぃい//////」
そのまま彼女は走り去ってしまった。
『しかし、女性の兵士さんですか。
進んでいて良いですね、この国。』
と、チーノくんとぴくと坊ちゃんがボソボソ言い出した。
ci「ありゃ惚れましたね……。」
pkt「だね。
思いの外危険だ、この国。」
『??』
なんの話でしょうか……。
兵士「あっ、あああああの!!
Aさんですよね!」
『はい。どうかなさいましたか?』
兵士「し、質問があって……!!
こっ、好みのタイプとか……。」
『そうですね。
強いて言えば、仕事をしっかりこなす人ですかね……?』
じろ、とぴくと坊ちゃんの方を見たら、超特急で書類をやっていた。
兵士「へ??;」
『ふふ、冗談です。
人にはそれぞれ良いところがありますからね。
好きになったその時に、それを探します。』
兵士/pkt/ci「「「うぐぅ、天使ぃ……!」」」
後日、とある兵士が書いた"メイドちゃんの幸せ論"という本が大ヒットしたとか。
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ウパーくん - 初コメ失礼します🙇 本当にメイドちゃんがgrさん達に貰ったプレゼントを身に付けてるのマジ好きすぎる‼️ (2022年7月31日 1時) (レス) @page43 id: a71b74aaab (このIDを非表示/違反報告)
すなめり(プロフ) - わーい\(^o^)/さん» サラッサラです!((コメントに気付いてなかったなんて言えない() (2021年9月20日 7時) (レス) id: 87eae225ed (このIDを非表示/違反報告)
わーい\(^o^)/ - 神通り越して、髪ですね!(ごめんなさい完結してないと思ってたなんて言えない) (2021年8月1日 22時) (レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
すなめり(プロフ) - おつ2@通りすがりの饅頭さん» こっ、こここコメントありがとうございます!!迷子については触れないでおきますね!() (2021年2月25日 15時) (レス) id: 28f94f75c2 (このIDを非表示/違反報告)
おつ2@通りすがりの饅頭 - しばらく迷子になってたら完結してただと…!?完結おめでとうございます! (2021年2月25日 8時) (レス) id: e7282832ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すなめり | 作成日時:2020年8月11日 20時