50 ページ50
.
YG「で、ほんとにいいのかよ」
「なにが?」
ユンギの部屋に連れてこられた私は、今ユンギと寝ている。
決してえっちい意味ではなく、普通に。
YG「ジンヒョンは、いいのかよ」
「ソクジンには悪かった、けどユンギといたいって気づいたから」
YG「くそ鈍感野郎」
「は、ユンギもね」
そう言うとユンギにお仕置きをくらった。
離れていた間が結構長くて、どういう感じで接したらいいのかが曖昧。
YG「なんか、束縛とかやめようかなって考えてた」
「え、なんで?」
YG「またお前がそれで離れてったらやだし、」
「うーんそれはないけど…、」
重くて束縛せずにはいられないのがユンギだったから、それはそれで嫌だなって思ってしまう。
完全にユンギ中毒。
「私はどっちでもいい」
YG「じゃあ俺優しくなる」
「それは無理やん」
YG「ふざけんな」
「ひゃっ、」
またお仕置きをくらった。
かっこよくて強引なユンギも好きだけど、甘くて可愛いユンギも好きだななんて。
「どんなユンギでも大好きだから大丈夫だよ」
YG「……無理、なにお前、」
「へ?」
YG「…その笑顔ずりぃ、」
「私にベタ惚れなユンギ可愛い!!!!今度からそれでいこう?!!」
YG「どんな俺でも好きなんじゃなかったのかよ」
これが本当の愛だと気づく前に、どれだけ周りを歪ませたんだろう。
けれど歪んだ中でも、この愛しさだけは消えることはなかった。
わざと遠くにいた私のそばに、あなたが気づいて駆け寄ってくれたから。
私たちの愛がある。
ソクジンやテヒョン、たくさんの人の想いや、犠牲を背負った私たちの愛。
もう離すわけにはいかない。
離さないから、逃げないで愛そう。
.
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←49 JN
1201人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくらんぼ - ユンギヤアアアアアアアアーー!! まじで 可愛い キヨ (2019年6月17日 23時) (レス) id: c306612a0b (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - 空気読めなくて図々しい彼女ちゃんにもはや爆笑 (2018年12月5日 11時) (レス) id: 783d9deaa6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぎらぶ - もうシムクン(胸きゅん)だらけでやばい…。ユンギ好きこのお話みたいに愛されたい← (2018年11月27日 18時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
moai(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!!更新楽しみにしてます! (2018年11月25日 18時) (レス) id: d5d0b8a583 (このIDを非表示/違反報告)
兎に恋した兎 - このユンギさん推せます。 (2018年11月11日 20時) (レス) id: 5d350162f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:恋 | 作成日時:2018年10月11日 19時