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「何言ってるの、?」


JN「最初から分かってたよ」


「…なにを、」





そう言ってソクジンは私を解放して、隣に座らせた。





JN「Aが好きなのはやっぱりユンギしかいないなって」


「そんなこと…、」


JN「Aは優しいから、僕の手をとったことで、自分を責めるかもしれない。けど、勘違いしないで」


「なんでっ、」





なんで私の考えてること、あなたは分かっちゃうの。

違くなんかない。私が甘えてた。

優しいソクジンに甘えてた。それだけなのに、





JN「僕がAに甘えてた」


「ちがっ、」


JN「ううん、違くなんかないよ?僕が、ユンギとAを突き放したんだから」


「ソクジン…、」


JN「A、僕のこと拒んでよ」


「っ…、」


JN「ユンギが好きって、僕に言って」





言われてみればソクジンの言う通りかもしれない。

どう考えたって、私のユンギへの気持ちはぶれなくて。


ソクジンと私は、お互いに甘えてた。

気持ちを抑えて、交わるはずのない私たちが、無理に交わろうとしたから、何もかも崩れた。

幸せな日々、普通の生活、愛情、何もかもが。





JN「言って、A」





もうぶれないから。

素直に進むから、どうかこんな私を許して。

あなただけは最後まで綺麗だったよ、ソクジン。

こんな汚い私なんか、忘れて。

お互い、進み直そう。





「ユンギが好きっ…、」


JN「うん、」


「ユンギしか愛せないの、」


JN「うん、分かってた」





ソクジンとの日々は私にとって、長くて濃くて透明で、とても純粋だった。

私をずっと愛してくれてありがとう。

ソクジンと出逢えたから、今の私があるんだと思う。

あなたの最後まで優しいところ、本当に大好きだよ。


反省も感謝もたくさんして、ソクジンとの最後の部屋を出た。





ありがとう、ソクジン。

そして、ごめんなさい。


どうしたって、この身はユンギしか愛せない。





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さくらんぼ - ユンギヤアアアアアアアアーー!! まじで 可愛い キヨ (2019年6月17日 23時) (レス) id: c306612a0b (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - 空気読めなくて図々しい彼女ちゃんにもはや爆笑 (2018年12月5日 11時) (レス) id: 783d9deaa6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぎらぶ - もうシムクン(胸きゅん)だらけでやばい…。ユンギ好きこのお話みたいに愛されたい← (2018年11月27日 18時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
moai(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!!更新楽しみにしてます! (2018年11月25日 18時) (レス) id: d5d0b8a583 (このIDを非表示/違反報告)
兎に恋した兎 - このユンギさん推せます。 (2018年11月11日 20時) (レス) id: 5d350162f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年10月11日 19時

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