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ユンギがまだ私のことを好きでいた、とういことには少し驚いたけど、そこまでじゃなかった。
付き合ってた頃に愛されすぎて、慣れたのかもしれない。
どっちかというと、ソクジンの方が気になった。
ソクジンは優しいからきっと、私の気持ちを優先したいんだろうし。
「私は…、」
ユンギか、ソクジンか。
考えてもまとまらない思いを抱えたまま、私はお風呂場を後にした。
部屋には髪を濡らしたソクジンがいて、やっぱりワールドワイドハンサムかも、だなんて思った。
JN「A、ここ座って」
そう言って鏡の前の椅子に座るように促され、私は言われるがままにそこに座った。
ちょっと緊張してしまう、
JN「髪乾かすね」
「自分でやるのに！」
JN「僕がやりたいから、お願い」
「…ありがと」
JN「ん。」
髪を乾かされてる間に気づいた。
いつも優しいソクジン、なんか今、より優しさ倍増してないかと。
なにさっきの優しい目。
産まれたばかりの子猫を見守るような優しい目。
ふつうにびっくりした。
優しそうで、けど切ない目もしていた。
「ソクジン」
JN「なあに、A」
「なんでそんな悲しい顔するの、？」
JN「え、？」
ソクジンは図星を疲れたのか、鏡越しに私を丸い目で見つめる。
優しい素振りをして、目はすごく悲しそう。
何を思って、何を考えて、どうしようとしてるの？
「私といる時くらい、笑ってよ」
JN「っ…、」
冗談を言って和ませようとした言葉は逆効果だったのか、私はベッドに優しく放られた。
ソクジンの潤んだ瞳と目が合って、気まずいのに、恥ずかしいのに、目が離せない。
JN「僕も笑ってたいよ、」
JN「Aと一緒に笑ってたい」
そのまま押し倒されながら、大きい体に包まれた。
お風呂上がりのいい匂いがする。
JN「諦め悪くてごめん。でも、どうしても僕のものにしたかった。別れても全然忘れられなかったし、ユンギがずっと羨ましかった」
JN「僕の勝手に付き合わせてごめんね」
勝手なんかじゃないのに…
どうしてソクジンはいつも、
JN「ユンギの部屋、行っておいで」
自分で背負って、抱えようとするの。
また明日会おうね。
そう言って引きつった笑顔で手を振るソクジンを、簡単に見捨てれるわけなかった。
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新作です！
愛が枯れる前に水を
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さくらんぼ - ユンギヤアアアアアアアアーー！！ まじで 可愛い キヨ (2019年6月17日 23時) (
レス) id: c306612a0b (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - 空気読めなくて図々しい彼女ちゃんにもはや爆笑 (2018年12月5日 11時) (レス) id: 783d9deaa6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぎらぶ - もうシムクン(胸きゅん)だらけでやばい…。ユンギ好きこのお話みたいに愛されたい← (2018年11月27日 18時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
moai(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみにしてます！ (2018年11月25日 18時) (レス) id: d5d0b8a583 (このIDを非表示/違反報告)
兎に恋した兎 - このユンギさん推せます。 (2018年11月11日 20時) (レス) id: 5d350162f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋 | 作成日時：2018年10月11日 19時
