自由彼女と束縛ユンギ

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『ソクジン』


『なんで嘘ついたの、？付き合ってるなんて…』


JN「A」





私の名前を呼んでソクジンは
どしどしと近づいてくる


思わず身構えると
両ほっぺをむぎゅっとつままれた





『な、なにっ』


JN「……僕と付き合ってるフリしない？」


『え？』




ソクジンは少し苦く笑う





JN「昨日の夜、Aが泣いたとき
言ったでしょ？僕なら受け止めるよって」


『あっ…』


JN「ユンギのこと、諦めてよ、」


『…できないよ』


JN「おねがい」


『忘れたいよ私だって…でも無理なの、』





ソクジンに優しい言葉をかけられたって
私はどうしたってユンギじゃなきゃだめで…


ソクジンだってそれをわかってるはず





『なんでそんなに…』


JN「だーかーらー」





簡単にソクジンの腕の中におさまる

ソクジンの匂いだ





JN「ユンギのことで辛いAを
見たくないだけなんだけど？」


『……忘れさせてくれるの』


JN「もちろん」





そう言って抱きしめる力を強めるソクジン

ユンギにも迷惑だよね、


なんならぱっぱと諦めてやりたいよ、





JN「じゃあ、フリはしてくれる？」


『…うん』





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